疾病関連本部は24日、国内で鳥インフルエンザが流行した2003年末に、ニワトリやカモなど家禽類の殺処分に関わった11人の血液を米・疾病統制センター(COC)に送り、鳥インフルエンザウイルスH5N1型の抗体検査をした結果、4人に陽性反応が表れたと明らかにした。COCへの検査依頼前、疾病管理本部は殺処分に関わった318人の血清を検査し、このうち11人に感染の疑いがあると判断した。当時、人体感染を防ぐため、全員が予防薬のタミフルを打っていた。COCへの検査依頼は昨年11月16日で、結果は今月23日に出たという。
疾病管理本部関係者は「感染者らの外見に特別な症状も見られないことから、世界保健機関(WHO)で規定する鳥インフルエンザ患者には該当しない」と説明。感染者4人のうち会社員の3人については無症状と確認が取れ、軍人の残り1人については最終確認はできていないとされるが、疾病管理本部では無症状の可能性が高いとしている。
呉大ギュ(オ・デギュ)本部長は「現在も鳥インフルエンザに対する清浄状態が維持されているため、ニワトリやカモの肉、卵などは通常通り消費しても問題ない」と強調している。
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