祝賀公演奏するファン・ビョンギ=23日、ロンドン(聯合)
祝賀公演奏するファン・ビョンギ=23日、ロンドン(聯合)
韓国と英国民の相互理解と交流を深める「2006年韓英相互訪問の年(Think Korea 2006)」の開幕式が23日、ロンドンのアジアハウスで開かれた。駐英韓国大使館と国際問題交流機関のアジアハウスの共同主催で行われた開幕式には、韓英両国の政府、議会、文化界から関係者100人余りが参加した。
 外交通通商部の潘基文(パン・ギムン)長官と英ジャック・ストロー外相はビデオメッセージで祝いの言葉を交換し、英外務省アジア太平洋地域・経済担当のマーチン・ドネリ次官補、趙潤済(チョ・ユンジェ)駐英韓国大使が両国政府を代表し祝辞を述べた。このほか韓国伝統音楽の第一人者、ファン・ビョンギが伽椰琴(カヤグム)の祝賀演奏を行い、場内から喝采を浴びた。

 駐英韓国大使館ではことし1年間、さまざまな文化・学術行事を多数企画している。今月は演劇「ジャンプ」公演、ハンナ・チャンのチェロコンサート、チョン・ミョンフンの指揮によるロンドン・フィルハーモニー管弦楽団公演、国際戦略研究所(IISS)主催の北朝鮮核問題セミナーなどが計画されている。

 「2006年韓英相互訪問の年」は、2004年に盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が英国を訪問した際、首脳会談で合意したもの。駐韓英国大使館開設50周年にあたる2007年には韓国で、英国企画の公演イベントなどが行われる予定だ。



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