財政経済部が30日に明らかにしたところによると、昨年の海外直接投資は4471件、総額90億ドルで、前年に比べ件数ベースで13.9%、金額ベースで12.2%増加した。
 大企業の直接投資額は43億8000万ドルで、前年の43億ドルに比べ2.0%の増加にとどまったが、中小企業は前年の30億9000万ドルから37億7000万ドルに22.0%の増加、個人投資も前年の6億7000万ドルから8億9000万ドルに31.9%増加した。

 部門別に見ると、大企業では製造業・卸小売業投資が減少したが、原油高などの影響で海外資源開発が大幅に増えたほか、通信業とサービス業投資も好調を見せた。中小企業では不動産・建設業、個人では卸小売業・サービス業を中心に増加した。

 国別では対中投資が35億ドルで、前年の36億8000万ドルに比べ4.9%の減少、対米投資も14億2000万ドルから14億ドルに1.2%減少した。これに対し、中南米への投資は原油・天然ガス開発に後押しされ、3億4000万ドルから8億9000万ドルに2.6倍増加したほか、香港への投資も48.7%増の4億7000万ドルを記録した。


Copyright 2005(c) YONHAPNEWS. All rights reserved
 0