カービー駐韓米大使館総領事は27日、韓国人の米国ビザ免除問題と関連し、すべての手続きが順調に進んだ場合には2008年にもビザ免除が可能になるとの見方を示した。ケーブルニューステレビのYTNのインタビューに答えたもの。ただし、ビザ拒否率3%未満の状態が2年間維持されるなど「いくつかの条件を満たさなければならない」としている。
 米国のビザ免除プログラム適用国の国民は90日以内の短期訪問ビザに限りビザが免除されている。カービー総領事は「今年と来年のビザ拒否率が3%未満となり、(生体認証など)旅券の改善が行われれば、条件上は韓国もビザ免除プログラムの適用を受けられる」と説明している。

 これに対し外交通商部の当局者は、ビザ拒否率3%未満を2年維持すれば物理的に2008年にはビザ免除が可能になるという原則論を話したものとしながらも、「可能性を肯定的に見ているもの」との見方を示している。


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