大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は29日、北朝鮮と米国間の貿易量が大きく減少していると明らかにした。米国際貿易委員会の調査結果によると、米国の第3四半期(7~9月)の対北朝鮮輸出額は415万4000ドルで、前年同期の1786万1000ドルに比べ77%減少した。同期間の北朝鮮からの輸入額も3000ドルと、前年同期の7万7000ドルより大きく減少した。北朝鮮への輸出品目も、大豆と全脂粉乳、小麦、トウモロコシなどから、小麦と大豆に減っている。北朝鮮への輸出減少は、北朝鮮核問題関連の協議が妥結せず、食料支援が大きく減少したためとみられる。
 北朝鮮と米国は主に、オレゴン州のポートランド、カリフォルニア州ロサンゼルス、ワシントン州シアトルの港を通じ取り引きをしているという。


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