韓国銀行と業界などによると、年初から第3四半期までの上場製造企業の売上高経常利益率は8.6%で、昨年同期の12.6%に比べ4.0ポイント下落した。売上高上位10社の平均は11.2%で平均より高かったが、昨年同期の17.4%よりは6.2ポイント落ち込んだ。売上高経常利益率は売上高全体に占める経常利益の割合で、11.2%は1000ウォンの商品を売り112ウォンの利潤を残したことを意味する。
 企業別では、ポスコがいわゆる「中国特需」や鉄鋼価格上昇などの影響で、年初から第3四半期までに売上高16兆4920億ウォン、経常利益4兆9274億ウォンで経常利益率が29.9%に達し最も高かった。サムスン電子は14.2%でその後に続いた。現代自動車は11.0%、SKも10.3%と2けたの経常利益率を記録し、比較的収益性が高かった。

 このほか、LG化学(7.1%)、 エスオイル(6.9%)、起亜自動車(4.5%)、LG電子(2.4%)、現代重工業(2.1%)の順で続き、LGフィリップスLCDは0.8%にとどまった。韓国銀行の関係者は「全般的に製造企業の売上高営業利益率は上昇したが、営業外利益が減少し経常利益率は下落した」とし、特に大企業の場合は経常利益率が大きく下落したと説明している。



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