教育人的資源部は２９日、韓国教育課程評価院の主管で２００４年１０月２０～２１日に全国の小学６年生と中学３年生、高校１年生ら９１０校３万７３１人を対象に「国家基準学業成就度評価」を実施した結果、高校１年生の主要４教科の平均点数は３５９．２点で前年の３６０．０点に比べ低下したと明らかにした。今回の評価は国語、社会、数学、科学、英語の５教科で実施されたが、国語の場合は２００３年と２００４年で設問項目数や配点などが変わったため比較対象から除かれた。
各学校の最高点と最低点は、高校が３９０点と３３０点、中学校は２９０点と２３０点、小学校が１９０点と１３０点だった。また、小学６年生の平均点数は１６０．１点から１６１．５点に上昇し、中学３年生も２５９．９点から２６１．１点に上昇した。
教育課程に定める内容のうち必須学習要素について教科別に評価し、優秀学力（ほぼ理解）、普通学力（ある程度理解）、基礎学力（部分的に理解）、基礎学力未到達の４段階に区分した結果、学年が上がるほど学業達成度が低下すると分析された。また、教科別に「優秀学力」が占める割合は、小学６年生が１９．５～４６．４%、中学３年生が１３．１～１８．６%、高校１年生が４．７～１４．０%と学年が上がるほど低下した。「基礎学力」以上を達成した割合も、小学校が９３．６～９８．５%、中学校が９１．３～９６．５%、高校が８０．２%～９５．０%と同じ傾向を示した。
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