韓国と日本の青少年が27日、ソウルで「未来への宣言―韓日青少年対話の広場」と題する座談会を開き、自国の政府に望むことを宣言文としてまとめ、それぞれの政府に伝えた。
 両国の高校生と大学生100人は、韓日国交正常化40周年を記念した「韓日友情年2005」の締めくくりとなる座談会で、自国の未来のために互いから学ぶべき点について討論した。その後、結果をまとめた宣言文を、政府代表として参加した外交通商部の李揆亨(イ・ギュヒョン)第2次官と大島正太郎・駐韓日本大使に手渡した。

 韓国側の宣言文には、互いの多様性を認め、知的財産権を保護すること、中小企業の専門性を活性化すること、文化受け入れに対する日本の積極的な姿勢を見習い韓国的な文化コンテンツを創造・育成すること、などが盛り込まれた。日本側の宣言文には、過去の歴史を見つめ現実を直視すること、自国に関心を持つことで積極的な外交を目指すこと、国際社会において互いに異なる文化・歴史・制度を理解すること、などが挙げられた。


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