国内の情報技術(IT)景気が好調を維持しているものの、上昇の勢いはやや鈍化していることが分かった。
 情報通信部は27日、韓国情報通信産業協会(KAIT)が10月28日から30日まで1312社を対象にIT産業の企業業況指数(BSI)を調査した結果、100と評価されたと明らかにした。これはBSI調査が始まった2002年8月以降最も高かった先月と同じ数値。

 12月と1月の見通しも104と評価され、今後も景気が好調を維持するものと期待されている。BSIは企業の体感景気を数値化したもので、100は横ばい、100を上回れば好転、100未満は悪化を意味する。

 また、IT中小企業のBSI(99)は先月(98)より上昇し、IT産業BSI(100)とほぼ同じで、12月以降はIT産業BSIを上回る見通しだ。IT中小企業の12月と1月の見通しは105。

 部門別では、情報通信サービスが100、情報通信機器が102、ソフトウェア・コンピュータ関連サービスが96だった。

 一方、製品在庫は「過剰」、生産設備・雇用水準・資金事情・設備投資実行は「不足」と評価された。



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