金元基(キム・ウォンギ)国会議長は28日、日米中ロ4カ国の駐韓大使を公邸に招き、夕食をともにしながら北朝鮮の核問題解決と朝鮮半島の平和体制構築などについて意見を交わした。国会議長が4カ国大使全員を招いた夕食会はこれが初めて。6カ国協議の成功を側面からサポートするとともに、各国大使が7月から1カ月間隔で赴任してきたことから、大使同士の親ぼくを図る意味合いもある。
 この日の夕食会にはバーシュボウ米国大使、寧賦魁中国大使、大島正太郎に洪大使、イワシェンチョフ・ロシア大使が出席した。また、韓国側からは林采正(イム・チェジョン)国会統一外交通商委員長、柳在乾(ユ・ジェゴン)韓米議員外交協議会長、文喜相(ムン・ヒサン)韓日議員連盟会長、張永達(チャン・ヨンダル)韓ロ議員外交協議会長が出席した。

 金議長はこの席で、「容易ではない履行過程が予想されるが、参加国すべてが融通性と忍耐を持って交渉に臨めば、6カ国協議は核問題解決と朝鮮半島の平和体制構築の里程標になるだろう」と述べた。

 一方、金基万(キム・ギマン)議長広報首席秘書官によると、日本の麻生太郎外相の発言や、中国のキムチ問題に関する発言は一切なく、隣国同士で6カ国協議の協力を確認する場として和やかな雰囲気の中で夕食会が進められたという。


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