失業保険を受ける失業者数が7カ月連続で月20万人を超えたことが分かった。また失業保険の新規申請者の10人に7人が勤続期間3年未満だった。
 韓国産業人力公団の中央雇用情報院が労働部の雇用保険資料を集計した結果によると、9月に失業保険を受けた失業者数は21万3172人で、昨年同月に比べ3万4192人(19.1%)増加した。月当たりの失業保険支給額も昨年9月の1135億7600万ウォンから今年は1513億2600万ウォンに33.2%増加した。

 失業保険は雇用保険の適用を受ける事業場で最低180日以上勤務した者が経営上の解雇や、契約期間の満了、勧告辞職など非自発的事由で失業した場合に失業前の平均賃金の50%を90~240日受け取ることができる制度。

 新規申請者を勤続期間別にみると、1~3年が39.1%で最も多く、1年未満が32.1%、3~5年が13.3%、5~10年が10.0%、10年以上が5.5%だった。失業理由は、景気低迷に伴なう勧告辞職が2万5792人(63.9%)で圧倒的に多く、次いで契約期間満了・工事終了が4813人(11.9%)、倒産・廃業が2730人(6.8%)、雇用調整(整理解雇)が2428人(6.0%)の順だった。

 労働部関係者は「基本的に景気状況がよくない上に、制度を利用する失業者らが増加し、失業保険受給者が増加しているようだ」と話している。


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