今年の海外投資と海外消費が過去最高を記録する見通しだ。
 財政経済部が31日に明らかにしたところによると、年初から9月末までの海外直接投資は65億4000万ドルで、昨年同期に比べ15.4%増加した。こうした増加傾向が第4四半期にも続くと年間海外投資は87億3000万ドルに達し、過去最高を記録した昨年の80億6000万ドルを上回る見通しだ。

 中小企業の海外投資は年初から9月までで26億4000万ドルを記録し、通年では35億1000万ドルに達するとみられる。個人の海外投資は9月末まで6億6000万ドルで、通年では8億7000万ドルを記録、過去最高だった昨年の7億1000万ドルを越える見通しだ。

 一方、国民勘定上の海外消費は第1四半期が3兆800億ウォン、第2四半期が3兆2070億ウォンをそれぞれ記録し、第3四半期は昨年同期の3兆780億ウォンに比べ20~30%多い3兆6936億~4兆14億ウォンに達すると推定される。年初から9月までの海外消費は9兆9806億~10兆2884億ウォンに達するものと予想され、昨年通年の10兆7170億ウォンに迫っている。

 財政経済部関係者は、海外投資と消費が第4四半期にも増加を続ければ年間基準で過去最高が見込まれるとし「経済成長が続いている点を考慮すると、海外投資と消費が増加するのは自然な現象だ」と説明している。


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