安倍幹事長代理は訪韓期間中、与党・開かれたウリ党の文喜相（ムン・ヒサン）議長に会い、小泉純一郎首相ら政治家の靖国神社参拝による韓日関係の悪化について話し合うとみられ、その結果が注目される。安倍幹事長代理は、本人の靖国神社参拝だけでなく、「首相の参拝は責務」と主張している。近く行なわれる内閣改編で外相や文部相として入閣するとの見方もあることから、歴史問題をめぐり韓国との摩擦が一層深刻化するのではないかと懸念される。
ハンナラ党の朴槿恵（パク・クネ）代表へも会談を要請したが、日程は決まっていないもよう。
一方、ソウル大学側は訪韓日程をすべて非公開としたうえで、「安倍幹事長代理の訪韓に政治的な性格はまったくない」と説明した。
政府当局者は「安倍幹事長代理の訪韓は個人的なもので政府当局者らに会うことはないようだ」と話している。
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