国際五輪委員会(IOC)委員に立候補した金正吉(キム・ジョンギル)大韓五輪委員会(KOC)委員長(大韓体育会長を兼任)が最終候補から脱落した。
 AP通信によると、IOCは28日にスイス・ローザンヌで執行委員会を開き、IOC委員候補として国際テニス連盟(ITF)のビッチ会長ら5人を選んだと明らかにした。5人の候補者は、来年2月のトリノ冬季五輪の開幕式直前に開かれるIOC総会で、個別投票で過半数以上の賛成票を得れば8年任期のIOC委員として選出される。

 金委員長はIOC執行委員会の候補審議過程で脱落した。主に政界で活動し五輪活動の経験が浅いためとみられる。韓国からはサムスングループの李健熙(イ・ゴンヒ)会長と斗山グループの朴容晟(パク・ヨンソン)会長だけがIOC委員として活動することになる。


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