中国の胡錦涛国家主席が28日から30日まで、金正日(キム・ジョンイル)総書記の招きで北朝鮮を訪問する。国家主席就任後初の訪朝では、金総書記との会談で核問題の解決に向けた共同声明の履行方法、次回6カ国協議、経済協力拡大などについて意見が交わされるものとみられる。中国は胡主席の訪朝に先立ち、18日から22日まで李浜朝鮮半島担当大使を平壌に送り、6カ国協議に向けた事前の意見調整を行っているほか、10日には呉儀副首相率いる代表団を北朝鮮に送っている。
 胡主席の訪朝と関連し、朝鮮労働党機関紙の労働新聞は25日の社説で「尊敬する胡錦涛同志の訪問は朝中親善をより強固に発展させる契機なるだろう」と期待を寄せた。また、中国国営新華社通信は27日に、「新たな中国共産党中央は伝統継承と未来志向、善隣友好、協力強化の精神に立脚し、新たな時期に中朝友好関係を一段階高めるための努力を進める」と報じている。


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