日本を訪問している外交通商部の潘基文(パン・ギムン)長官は27日、町村信孝外相と会談し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝に対し、遺憾の意を表明した。外務省飯倉公館で行われた外相会談の冒頭、潘長官は「韓日関係は未来協力の観点から発展しなければならないが、小泉首相の靖国神社参拝が韓国民に多くの失望を与えた」と述べ、今回の訪日がこうした暗いムードの中で実現したと指摘した。
 潘長官はまた、「暗い気持ちで会談に臨んだが、町村外相とは北朝鮮の核問題やアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議など、重要な懸案について率直に話し合いたい」とし、会談には前向きな姿勢を見せた。

 潘長官は28日午後に小泉首相と会談する予定だ。


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