11月18日から釜山で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の期間、会議場となるBEXCOコンベンションセンター内で情報技術(IT)展示館が運営される。また、BEXCO周辺では先端ITを活用したオブジェや映像物が設置され、韓国の先端ITを世界に広めたい考えだ。
 政府は27日、呉明(オ・ミョン)副首相(科学技術部長官を兼任)主宰で科学技術関係閣僚会議を開き、このような内容の広報計画書を確定した。「ダイナミックデジタルコリア」事業として推進されているこの計画によると、IT大国のイメージと企業ブランドを広めるため政府と民間が共同参与し、IT展示館を首脳会議場のBEXCOに設置、運営する。展示館には、参加国の閣僚らの休憩と観覧の便宜のためのVIPラウンジも設置される。会議場と休憩室など参加者が通る道に沿ってデジタルプラズマテレビ、液晶テレビなどの先端ITを活用するほか、韓国の自然の美を見せるデジタル庭園、首脳らの姿を映し出すデジタルモザイクなどの各種デジタル映像が設置される。

 各国の首脳、閣僚、企業最高経営責任者(CEO)、内外記者団に向け、世界初めて国内で商用化される予定のワイブロ(携帯インターネット)や衛星デジタルメディア放送(DMB)サービスの各種コンテンツとサービスを実際に体験できる機会も提供する予定だ。


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