10カ国320チーム余りが参加するロボットの国際五輪「ロボットピアード」が、京畿道高陽市の韓国国際総合展示場(KINTEX)で開幕した。30日まで開かれる。
 今回の大会は、これまで別途に開催されていた知能型ロボット技術評価大会、ロボットオリンピア、ヒューマノイドロボット大会を統合したもの。全16種目からなる大規模な大会だ。特に、地震などで崩壊した建物から生存者を探し出す極限作業ロボット競技が開かれるのは国内では初めて。

 大会では、二足歩行ロボットが格闘、バスケットボール、ダンス、マラソン、サッカーなどを繰り広げる。ロボットを使った迷路探し、階段上り、障害物競走なども行われる。掃除ロボット特別展も開催されるほか、ロボット作りなど観覧客が体験できるイベントも行われる。

 主催した技術標準院の金恵ウォン(キム・ヘウォン)院長は、「大会がロボットに対する関心を高め、知能型ロボットの市場創出につながることを期待する。政府は新たに普及するサービスロボットの性能と安全基準を作り、国民が気楽にロボットを使える環境を作る」と話している。技術標準院の関係者は、掃除ロボットの性能評価基準が国の規格として年内に制定される予定で、来年はこれを国際標準として提案する計画だと話している。


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