金融監督院が27日明らかにしたところによると、第3四半期の銀行の外貨借入金利(リボ払い基準)は3カ月満期が0.08%で前四半期に比べ0.02%下落した。1年満期は0.15%で0.02%、5年満期は0.48%で0.2%それぞれ下落した。国内銀行の信用格付けの引き上げと6カ国協議の妥結などが金利引き下げの主な要因として作用したものとみられる。
 また、外貨借入の内訳もやや改善した。銀行の外貨借入規模は第3四半期が138億ドルで、前四半期に比べ2.1%減少した。このうち満期1年以下の短期借入金は106億ドルで4.3%減少した一方で、中長期借入金は32億ドルで5.6%増加した。外貨借入金全体に短期借入金が占める割合は79%から77%に減少した。

 金融監督院のユン・ボイル外貨分析チーム長は、「今後、国際金利の上昇が予想されており、銀行が中長期外貨資金の早期借入に乗り出すと予想される。ただ、借入競争を行なう場合、借入費用が大きくなる可能性があり、その時期を分散するよう指導する計画」と説明している。

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