ハンナラ党の朴槿恵(パク・クネ)代表は26日午前、国立顕忠院で行われた父・故朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の26周忌追悼式に遺族らとともに出席した。当日は国会議員再選挙の投票日でもあり、党本部での最高委員会議などの後に国立顕忠院に駆けつけた。
 朴元大統領の長男、志晩(ジマン)氏は遺族代表のあいさつで「指導者としての父は、実用的で確固たる国家観とリスク管理能力、未来を見据える洞察力を持ち、大韓民国の平和のため努力した」と述べた。

 一方、久しぶりに公式行事に姿を見せた自由民主連合の金鍾泌(キム・ジョンピル)前総裁は「(朴元大統領が)休みなく国のことに専念したおかげで、韓国が世界で10位の大国になった」と述べ、現在の政治家らがこのような国を作るのは難しいとの考えを示した。次いで、朴代表に対し「父の遺志を継いでさらにすばらしい国を作ってほしい」と述べ、志晩氏の結婚と息子の誕生に対しては「朴元大統領も安心しただろう」と話した。

 追悼式には南悳祐(ナム・ドクウ)元首相、李万燮(イ・マンソプ)元国会議長、閔寛植(ミン・グァンシク)元国会副議長とハンナラ党の現職議員らが出席した。朴代表は訪問客とあいさつを交わした後、家族らと夕食をともにして法事を行い、夜は党本部に戻り開票状況を見守るという。

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