釜山市は25日、韓国観光公社と共同で、中区の竜頭山公園内に「韓流体験館」を来年4月にオープンさせると明らかにした。4億2000万ウォンを投じ釜山タワー1階に100坪規模で設置する計画。釜山市が3億ウォン、観光公社が6000億ウォンを負担し、残りは国の支援を要請する。ソウルの観光公社にある韓流体験館をモデルとし、来年1月までに具体的な計画を立てる予定。
 館内には「大長今」「冬のソナタ」など韓流ブームの主役になったドラマ・映画別展示室、韓流スター別展示室、スターらのハンドプリンティングなどを設置するほか、マルチメディアを活用し、観覧客が自分の好きな映画やドラマの現場にいるかのように感じられる体験ブースも検討している。また、定期的に韓流スターを招きサイン会などを開くなど、観光客と韓流スターが直接対面する機会を作る計画。

 竜頭山公園には、日本や中国から毎年20万人以上の観光客が訪れているが、韓流体験館の設立で、さらに活気づくものと期待されている。釜山市は、体験館を釜山の観光名物にするため、シティツアー、チャガルチ市場、国際市場などと連係した観光コースを開発する一方で、釜山の代表的な観光記念品を展示、販売するコーナーも作る方針。


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