統一部のヤン・チャンソク広報管理官は23日、北朝鮮の延亨黙(ヨン・ヒョンムク)国防副委員長の死去について、「1992年の南北基本合意書の締結時に、南北閣僚級会談の北朝鮮側首席代表として南北関係の発展に重要な役割を果たした。死去を残念に思う。哀悼の意を表する」と述べた。聯合ニュースの記者からの質問に返答したもの。
 北朝鮮の朝鮮中央通信は同日、朝鮮労働党中央委員会政治局候補委員の延亨黙副委員長が、不治の病で22日12時10分に73歳で死去したと伝えた。

 延副委員長は金正日(キム・ジョンイル)総書記の側近。1992年12月から慈江道党の責任秘書として活動してきた。1998年9月には国防委員会の委員に就任し、2003年9月から国防副委員長と責任秘書を兼任してきた。


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