中小輸出企業の育成のため昨年設立された全羅南道輸出支援センターの活動で、同地域の輸出が好調だ。支援センターが22日明らかにしたところによると、道内の輸出企業は先月から現在までに寒天、ノリ、シイタケなど総額450万ドルの輸出商談を行ったほか、日本向け輸出で200万ドルの業績を上げた。これらは、支援センターが外国語に秀でた通商専門家などを中心に、現地バイヤーと道内輸出企業の間でワンストップシステムを構築し、信用回復や契約相談などを主導したため。
 支援センターでは特に、韓流ブームと健康志向を追い風に韓国食品への関心が高い日本市場を攻略するため、積極的なマーケティング活動を繰り広げている。寒天の場合、健康ダイエット食品として日本での需要が急増し、来年上半期の輸出分まで契約を完了したほか、ゆず茶、天草、シイタケなども200万ドルの追加輸出の商談が進んでいる。


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