北関大捷碑が100年ぶりに日本から韓国に帰還し、21日午前に新竜山国立中央博物館で文化財庁と光復(日本からの植民地解放)60周年記念事業推進団が共同主催する「告由祭」が行なわれた。北関大捷碑は博物館での保存作業後、中央博物館が開館する28日午後に「歴史の道」と名付けられた空間に一般展示される。また、乙巳条約(第2次韓日条約)締結100周年を迎える来月17日からは景福宮内の国立故宮博物館に展示される。
 北関大捷碑は帽子や頭に当たる蓋石と支えの台を失われており、国立文化財研究所は同じ時期に建立され無事に残っている明朗大捷碑をもとに制作している。保存・補完作業を終えた北関大捷碑は北朝鮮当局との協議を経て、適切な時期に北朝鮮へ返還される予定だ。

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