韓国航空宇宙産業(KAI)は20日、フランスのエアバス社と次世代大型旅客機A350の共同開発事業に参加することで合意したと明らかにした。
 KAIの関係者は「双方はA350の共同開発の原則に合意し、来年の初めまでに対象物量を確定する予定」とした。KAIは主翼と胴体構造物の開発に参加することになる。航空機への活用が拡大している先端複合材の構成品も対象に含まれるという。

 A350航空機は最新型エンジンを搭載し、経済的なコストで運航が可能な次世代型長距離旅客機。エアバス社はこのクラスの航空機市場が今後20年間で3300台に達すると見込み、米ボーイング社が開発中のB787に対抗し、このほどA350の開発に着手することを公式発表していた。


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