【ソウル10日聯合】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が、韓国が1~2年支援すれば食糧問題を解決できるとの見方を述べていたことが分かった。統一部の鄭東泳(チョン・ドンヨン)長官が10日、国会・統一外交通商委員会の国政監査で明らかにした。金総書記は6月17日に行われた鄭長官との会談で、韓国側からの多大な支援に感謝し国民にも感謝の意を伝えてほしいと話したという。
 鄭長官は「食糧支援のモニタリングを国際機関レベルに強化すべきではないか」との指摘には、「食糧を受け取る側の立場にも配慮しつつ、韓国の国民の透明性に対する要求にも応えるよう、モニタリング回数を適切なレベルに増やしていく。しかし、国際機関のように借款方式の食糧支援を行うことは現実的には難しい」と述べた。

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