【ソウル10日聯合】北朝鮮は9日、平壌市内で労働党創建60周年記念中央報告大会を開催した。大会には金正日(キム・ジョンイル)総書記をはじめ、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、趙明録(チョ・ミョンロク)軍総政治局長、朴奉珠(パク・ポンジュ)首相、金英春(キム・ヨンチュン)軍総参謀長、金鎰チョル(キム・イルチョル)人民武力部長ら、党や軍の幹部らが大挙出席した。また、徐万述(ソ・マンスル)在日本朝鮮人総連合会議長も姿を見せた。労働党創建記念中央報告大会は1998年以来開催されておらず、60周年を記念する今年に開催されるかどうかに関心が集まっていた。
 金永南・常任委員長は大会で「わが党は厳酷な試練の時期だった過去100年間の革命と建設で、思想重視路線と団結の政治路線、先軍革命路線の下、社会の統一団結を首領中心の同志愛に基づく政党、全軍、全民の団結で発展させ、革命の政治思想を強化した」と評価した。

 一方、発表が近づいているとされる金総書記の後継者指名問題については、これまでのところ特に発表が行われる兆しはみられていない。

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