【ソウル10日聯合】国際五輪委員会(IOC)のロゲ委員長は10日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の招きで青瓦台を訪問し夕食をともにしながら、スポーツ交流による南北の和解ムード作りなどについて意見を交わした。
 盧大統領はテコンドーを五輪の正式競技に残したIOCの決定とロゲ委員長の尽力に感謝の意を伝えた。ロゲ委員長は特に、2008年北京五輪に南北統一チームとして出場することを期待するとした。

 ロゲ委員長は同日午後、仁川国際空港に到着し、大韓五輪委員会(KOC)の金正吉(キム・ジョンギル)委員長と朴容晟(パク・ヨンソン)IOC委員の出迎えを受けた。その後、卓球のユ・スンミン選手やテコンドーのムン・テソン選手、レスリングのシム・クォンホ選手らメダリストと会い韓国のスポーツの発展を称えるとともに、南北統一チームによる出場に期待感を示した。ロゲ委員長の訪韓は現職就任後、今回が2回目。11日午前、中国に向け出発する予定。

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