韓国の“102周年臨時政府樹立記念式”で、“光復会”の会員が突然 金元雄 会長の胸ぐらをつかんだ(画像提供:wowkorea)
韓国の“102周年臨時政府樹立記念式”で、“光復会”の会員が突然 金元雄 会長の胸ぐらをつかんだ(画像提供:wowkorea)
日本からの朝鮮独立運動にかかわった運動家や、その子孫・遺族たちによる団体“光復会”のキム・ウォヌン(金元雄)会長はきのう(11日)、“102周年臨時政府樹立記念式”で、光復会のある会員から胸ぐらをつかまれるという騒動が起きた。

昨年、保守政党“国民の力”(旧 未来統合党)に向かって「親日清算を反対する悪逆の群れ」と発言するなど、これまで光復会内では キム会長の政治的発言などを取り巻き「内紛」が絶えなかった。

この日の行事に参加した国家報勲処(庁)の関係者は「記念式の後 記念公演が始まる中、キム・イミョン会員が突然 キム会長に近づいて胸ぐらをつかみ、ずっと離さなかった」とし「横にいた人まで押し出されたが、キム・イミョン会員が退出させられたことで 事態は収まった」と伝えた。

キム・イミョン会員は、大韓民国臨時議政院議長と大韓民国臨時政府の国務委員などを歴任したキム・ボンジュン(金朋濬)先生の孫である。この日の行事で掲げられた太極旗のうちの一つである“臨時議政院の太極旗(1923年)”は、キム・ボンジュン先生が夫人と共に製作したものとされている。

光復会によると、最近 キム会長の政治的発言などに対して 一部の会員たちが反発するなど、内紛がなかなか鎮まらないでいたという。

去る2月には、ソウル特別市支部の支部長たちが、キム会長に政治的中立と財政執行の公開を求め、今月6日には 一部の会員たちがキム会長の執務室に抗議訪問していた。

キム・イミョン会員も、以前からキム会長に批判的な立場であったことが伝えられている。

金光復会長は昨年の「親日派の墓を掘り返せ」の発言や今年の「慰安婦論文のラムザイヤー教授を入国禁止させる」との発言で話題となっていた人物だ。



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