日本政府は17日、北朝鮮・平壌(ピョンヤン)近郊に核物質生産に利用される秘密施設が存在するとの一部メディア報道と関連し、「重大な関心をもって情報収集、分析にあたっている」と明かした。

 日韓の複数メディアによると菅義偉 官房長官は同日、定例会見で「北朝鮮の非核化に向けた具体的な行動を引き出すため、米国をはじめとする関係国と共に努力していく」とし、このように述べた。

 これを前に、外交安保専門誌「Diplomat」は13日(現地時間)、北朝鮮が既存の寧辺(ヨンピョン)核施設の他に平壌近郊に秘密ウラン濃縮施設「カンソン」を運営していると報道した。


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