2017世界陸上競技選手権大会を終え、韓国のキム・グクヨン(26、光州広域市庁/日本での表記:キム・クキョン)が7日午後、仁川国際空港を通して帰国した。
2017世界陸上競技選手権大会を終え、韓国のキム・グクヨン(26、光州広域市庁/日本での表記:キム・クキョン)が7日午後、仁川国際空港を通して帰国した。
2017世界陸上競技選手権大会を終え、韓国のキム・グクヨン(26、光州広域市庁/日本での表記:キム・クキョン)が7日午後、仁川国際空港を通して帰国した。

キム・グクヨン の最新ニュースまとめ

 キム・グクヨンは5日(日本時間)、ロンドンでおこなわれた世界陸上の男子100メートル予選で10秒24を記録し組3位で準決勝に進出した。これは韓国人選手としては初めてのことだ。準決勝では10秒40のタイムで1組の最下位となり決勝進出には及ばなかった。

 キム・グクヨンは入国の際、出迎えた関係者から花束を受け取った。

 試合を終えすぐに帰国の途に着いたため、疲労感をうかがわせたが「飛行機が夜便だったから、寝て起きたら韓国に到着していた」と笑った。

 実際、準決勝でキム・グクヨンは体の状態が100%ではなかった。「予選で調子がとても良く集中したからなのか、翌朝起きたら腰が曲げられないほど痛かった。気になったが、むしろマイナスにしかならないから気にしないようにした。それでも、結果を受け入れなければならない」と話した。

 続けて「言い訳だ。国を代表して世界の大きな大会で準決勝に進出したのだから、もっと良い姿を見せるべきなのだ。それができずに残念だ」とし、「良い経験になったようだ。来年はアジア大会もあるから、ミスのないようにしたい」と明かした。

 また、「予選と準決勝の日では雰囲気が違った。準決勝を走って2時間後には決勝を迎えるため、確実に選手たちも雰囲気が静かなほど集中していた。ウサイン・ボルト(30、ジャマイカ)もとても集中していた」と状況を語った。

 準決勝進出という一次目標は達成したが、共に走った日本と中国の選手に敗北したことが悔しい点だと振り返る。キム・グクヨンは準決勝で、ケンブリッジ飛鳥(24、日本)、謝震業(23、中国)と同組だった。彼らはそれぞれ10秒25、10秒28で6位と7位を記録した。また、決勝に進んだ蘇炳添(27、中国)についても「来年、競争しなければならない選手だ。もっと一生懸命に準備したい」と強調した。

 キム・グクヨンは「予選が終わり準決勝のスタートリストが出た。目標だった準決勝進出が叶っただけに、決勝には進めなくても日本と中国には勝ちたかった。しかし、翌日、体調が優れず結果も付いてこなかった。一層悔しい」とし、「また、コツコツと練習を重ね、勝てるように励みたい」と意気込んだ。


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