暗殺された金正男氏、日本での”偽造パスポート発覚”は韓国からの情報提供がきっかけ
暗殺された金正男氏、日本での”偽造パスポート発覚”は韓国からの情報提供がきっかけ
マレーシア・クアラルンプールで殺害された金正男(キム・ジョンナム)氏が去る2011年、偽造パスポートで日本入国を試み摘発された事件は、韓国政府が関連情報を事前に日本側へ提供していたためとの主張が提起された。

 日本メディアは16日、日韓関係の消息筋を引用し、「韓国政府は当時、金正男氏が北朝鮮の次期指導者となる可能性があると見て、正男氏の動向を追跡していた」と報道。

 同記事によると2001年春、正男氏がシンガポールから日本に出国する情報を入手した韓国政府が、日本はより詳細な調査をすると期待して、この事実を事前提供。しかし日本側は韓国の予想とは異なり、正男氏を拘束した後、強制送還措置した。

 正男氏は2001年5月、息子と女性2人と共に成田国際空港を通じて入国しようとしたところ、ドミニカ偽造旅券を所持していたため摘発された。同事案は、故金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者争いから除外されるきっかけにもなった。一方、当時正男氏は「日本の東京ディズニーランドに行こうとした」と明かしていた。

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