ヤン・ハウン&許シンペア、混合ダブルス決勝に進出。韓国と中国の”合作”金メダルが目の前に迫った。(提供:OSEN)
ヤン・ハウン&許シンペア、混合ダブルス決勝に進出。韓国と中国の”合作”金メダルが目の前に迫った。(提供:OSEN)
韓国と中国の”合作”金メダルが目の前に迫った。

 ヤン・ハウン(韓国)&許シン(中国)ペアが、2015蘇州世界卓球選手権・混合ダブルス決勝に進出した。韓中連合で誕生した最強ペアは、去る30日におこなわれた準決勝で香港ペアと対戦。一方的な試合展開で、4-1(11-6、11-5、9-11、11-5、11-9)で勝利した。

 韓中連合での混合ダブルスは、国際卓球連盟(ITTF)の風変わりな構想から出発した。中国のメダル独占が進むほど、卓球人気が低下していくことに悩んだITTFは、卓球の楽しさと人気を引き上げる興行要素として、男女混合ダブルスと混合ダブルスでの運営方式に積極的な変化を試みた。

 また、異なる国の選手が1つの組として成す”スペシャルペア”にも出場を許可。以前までは、多国籍同士のペア出場は、一般オープン大会のみ可能だった。

 これにより、ヤン・ハウン&許シン以外にも多国籍の連合ペアが今大会で活躍をみせている。

 ヤン・ハウンは準決勝後、インタビューで「パートナーだけを信じて任せようとすると、むしろミスが出てしまうため、可能な限り積極的に攻撃しようと努力している。実際、許シンと一緒に練習しながら、多くのことを学んでいる。このような機会を与えてもらったことに感謝している。あとは決勝だけが残った。ここまで来たのだから、必ず優勝で締めくくりたい」と心境を明かした。

 なお、ヤン・ハウン&許シンペアは決勝で、日本の吉村真晴&石川佳純ペア
と対戦。金メダルをかけて最後の戦いに挑む。


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