“日韓観光交流”回復…日本旅行会社職員1000人が訪韓

日本の旅行会社職員1000人が韓国でのFIT(個別自由旅行)を自ら体験するために、大挙訪韓する。日韓関係の悪化や円安で訪韓する日本の観光客が2年連続で二桁数減少する中で、訪韓日本観光市場の回復の契機になるのか注目される。

　韓国観光公社は3日、日本からの観光客回復に向け、日本の旅行会社の担当者1000人を招待し、8日からツアーを実施すると伝えた。訪問者は日本旅行業協会に所属する旅行会社の職員で、8日と10日に分かれ500人ずつ入国し、2泊3日間、ソウルを拠点に10か所のテーマコースをまわる予定だ。

　観光公社イム・ヨンムク日本チーム長は「ソウルや釜山など大都市ではなく、地方の観光地に旅行を望む日本の観光客が増えているが、情報や大衆交通利用、言語問題などで実現が活発化していない」とし、「今回の行事は、来年から強く推進しようとしている地方観光の活性化という課題を解くためのもの」と説明した。