同部よると厚生労働省の大塚耕平副大臣は16日、スイス・ジュネーブで世界保健機関(WHO)総会の開会式後に行われた韓日首席代表会合で、保健福祉部の陳寿姫(チン・スヒ)長官に対し、「日本で発生した原発事故で放射性物質が大気と海に放出され、周辺国に影響を与えたことについて謝罪する」と述べた。
これに対し、陳長官は「日本食品は韓国国民の人気が高いことを考慮し、原発事故による過度な不安が日本食品への不信につながらないよう、正確な情報を十分に提供しなければならない」と指摘。原発事故について韓国と日本、中国が共同で対応する食品安全共同対応体制の構築について議論することを提案した。
提案について大塚副大臣は3カ国の保健相会合で協力体制を設けたい考えを示した。
Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0