保坂所長=(聯合ニュース)
保坂所長=(聯合ニュース)
【ソウル23日聯合ニュース】世宗大学独島総合研究所の保坂祐二所長は23日、「海東輿地図」「海左全図」の于山島に山の峰が描かれているという事実は、独島が韓国の領土であることを示す明白な証拠だと主張した。
 独島領有権に関連し、韓国は古地図に見られる于山島は独島だと主張し、日本側は于山島が鬱陵島から東に2キロメートルほどの位置にある竹嶼(ちくしょ)だと強調してきた。

 保坂所長は聯合ニュースの電話取材に対し「日本は韓国の古地図に記された于山島は竹嶼だと主張してきたが、竹嶼は平地の島であり、山は存在しない」と説明。峰が描かれた于山島は、明らかに現在の独島を指すものだと主張した。

 また保坂所長は、鬱陵島のすぐ横に于山島を描いたことから、韓国が独島周辺に対する領海意識まで持っていたことがうかがえると述べた。保坂所長はこうした内容を来月発刊する書籍「独島1」で本格的に扱う予定だ。

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