故レスリー・チャンさん、没後20年を迎え韓国でも追悼イベント開催…映画「さらば、わが愛/覇王別姫 オリジナル」など再公開

4月1日はエイプリルフールのうそのように、香港俳優の故レスリー・チャンさんが私たちの元から旅立った日だ。

　レスリー・チャンさんは今から20年前の2003年4月1日のエイプリルフールに、香港・マンダリンオリエンタルホテルから飛び降りて死亡した。享年46歳。

　レスリー・チャンさんは1976年に香港ATVアジア・ミュージック・コンテストで2位となり、歌手としてデビューした。その後、映画「男たちの挽歌1」、「男たちの挽歌2」、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」などに出演し、俳優として地位を固めアジア地域でとても愛された。「白髪魔女伝」、「君さえいれば/金枝玉葉」、「楽園の瑕」、「さらば、わが愛/覇王別姫」、「ブエノスアイレス」、「欲望の翼」などが代表作。

　ファンたちはレスリー・チャンさんの命日となる4月1日に、マンダリンオリエンタルホテルの前に集まる。

　また、故人の命日が近づくと、同僚歌手たちがレスリー・チャンさんのヒット曲で追悼音楽会を開く。パンデミック期間にはオンラインの音楽会に代替したが、ことしはオフラインでも行われる。

　韓国でもレスリー・チャンさんの没後20年を迎え、「さらば、わが愛/覇王別姫 オリジナル」、「ブエノスアイレス リマスタリング」を再公開し故人を偲ぶ。MEGABOXではレスリー・チャンさんの追悼20周忌オンライン写真展を開催する。

　全盛期に突然この世と別れを告げたレスリー・チャンさんであるだけに、その姿は全世界の多くのファンたちの心に永遠にほのかに残っている。