“脱退”Chuuはソロ活動＆“11人組”「今月の少女」はカムバックを示唆、所属事務所との葛藤のなか歩み出した“それぞれの道”

ガールズグループ「今月の少女（LOONA）」の所属事務所BlockBerryCreative側が、Chuuの脱退後再整備された11人組でグループのカムバックを示唆した。Chuuも新曲をリリースするなど、ソロとして活動しているが、各自の歩みに乗り出した彼女たちの未来が注目を集めている。

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7日、所属事務所のBlockBerryCreative側の関係者はヘラルドPOPに「『今月の少女』がカムバックを準備中なのは間違いない」としながらも「まだ日付は未定」とし、詳細な計画は今後発表すると伝えた。

「今月の少女」の所属事務所は最近、「Chuuをメンバーから除名し脱退させることと決議した」と明らかにした。理由はスタッフたちに向けた暴言などのパワハラに関する情報提供があったためだという。通常のアイドルの脱退および再整備の告知とは異なり、所属事務所から“パワハラ”という理由を直々に明示し、“除名”や“脱退”などChuuが被るイメージ打撃を考慮しないような露骨な立場文を発表し、大きな波紋を巻き起こした。

実際、Chuuと所属事務所の葛藤が流れたのは今回が初めてではない。これまでのChuuの移籍説、専属契約紛争説に対して所属事務所側はずっと「事実無根」と一貫してきたが、今回の脱退発表で初めて葛藤が水面上に浮上することになった。異例的な点は所属事務所の立場発表にもかかわらず、Chuuに対する多数のファンたちと周辺の人々の支持がおさまらなかったということ。

Chuuのウェブバラエティー「Chuu Can Do It」の作家は、脱退報道直後にChuuを擁護するコメントを掲載し話題となった。作家は「パワハラとは実におもしろい」とし「メンバーをきちんとケアしてあげなかったことをわれわれが全部知っているのに。それでもジウ（Chuuの本名）はうまくいく。あまりにも人に優しくて」と、パワハラ論議を全面反論した。この他に「今月の少女」のメンバー・ヒョンジンをはじめにさまざまな関係者たちの直接・間接的な擁護も続いた。

特にChuuがモデルを務めているあるマスク会社はChuuに対する公式的な支持を宣言したりもした。芸能人にイメージに最も敏感に反応する広告業者までChuuを公開的に支持したのは異例的なことだという評価だ。

加えてファンたちの間では、所属事務所側の脱退発表がある前にChuuが述べていた意味深長な言葉が改めて注目されたりもしたが、当時Chuuは「年末頃にどんなことで記事が出ても、驚いたり困惑するだろうが、一生懸命活動する私を見守ってほしい」と述べた。これにChuuもまた、所属事務所側の脱退発表をすでに知っていたのではないかという推測が出たりもした。

Chuuは去る5日、歌手Georgeとのデュエット曲「Dear My Winter」をリリースするなど、ソロ活動を展開している。所属事務所によると残りの「今月の少女」のメンバーたちは現在、カムバックを準備中だ。ただ、まだ双方の葛藤が収拾しておらず、論議後の他の「今月の少女」のメンバーたちの契約解除訴訟説まで出ただけに、今後の状況をさらに見守ることだ。これと関連して所属事務所側は「事実無根」と否定している。