【公演レポ】J-HOPE(BTS)、「ENHYPEN」、「INI」ら豪華アーティストが「2022 MAMA AWARDS」に集結…JIN(BTS)からの電話コメントにファン大興奮!
【公演レポ】J-HOPE(BTS)、「ENHYPEN」、「INI」ら豪華アーティストが「2022 MAMA AWARDS」に集結…JIN(BTS)からの電話コメントにファン大興奮!
世界最大級のK-POP授賞式「2022 MAMA AWARDS」が11月29・30日の2日間にわたり、京セラドーム大阪で開催された。「MAMA AWARDS」は1999年に第1回目の授賞式「Mnet映像音楽大賞」として開催。2009年に「Mnet Asian Music Awards(MAMA)」に改称し、約23年間K-POPをけん引している授賞式。主催のCJ ENMは、K-POPの影響力がアジアからグローバルに拡大するなどグローバル音楽市場の変化に合わせ、2022年より「MAMA AWARDS」にリブランディングし、アジアを越えて世界最大級のK-POP授賞式に進化させた。本記事では、30日の授賞式をレポートする。

J-HOPE(BTS(防弾少年団)) の最新ニュースまとめ

2日目を迎えた「2022 MAMA AWARDS」は、イ・ビョンホンの「今から始まります」のコメントからスタート。その後、会場に「イカゲーム」でお馴染みの不気味なサウンドが響くと、映画「パラサイト 半地下の家族」、ドラマ「イカゲーム」の音楽監督チョン・ジェイルのステージが繰り広げられた。鍵盤を触れる手だけでなく、体全体で音楽を表現するピアノとオーケストラの壮大なサウンドに会場中が引き込まれていく。そして、メインステージの中央に韓国を代表するレジェンドラッパーTiger JKが現われると、「ME… WE… ME WE」と感じるままに吐き出されていくラップとエモーショナルなピアノの旋律に一気に場内の緊張感が高まった。そこへ「Stray Kids」のプロデュースチーム「3RACHA」のチャンビンが登場。荒々しいラップフロウを奏でるとハンの流れるような力強いラップが重なり、バンチャンがセンターステージに合流。ビジョンに「Stray Kids」のメンバーがプラカードを持って「3RACHA」を応援する姿が映し出されると会場はより一層沸き立つ。バンチャンが音楽はみんなを1つにすると魂のこもったメッセージを投げかけ、Tiger JKのいるメインステージへ「3RACHA」が行くと、最後に「Music makes one!」と叫び、ジャンルや世代を超えたパフォーマンスで会場を熱くした。

2日目MCのパク・ボゴムが登場し「みなさん、こんばんば。パク・ボゴムです。またお会いできてうれしいですね」と日本語であいさつすると、はにかむ笑顔に会場もメロメロの様子。本格的に授賞式が始まると、まずは「Best Female Awards」の発表へ。昨年新人賞を受賞した「ENHYPEN」がプレゼンターとして登場すると、会場の熱気は一気に熱を帯びた。「IVE」、「Kep1er」、「LE SSERAFIM」、「NewJeans」、YENAといった実力派新人アーティストが候補に挙がる中、新人賞を受賞したのは「IVE」。リーダーのユジンは「こうして『IVE』が女性新人賞を受賞することになったのですが、まずはDIVE(ファンの呼称)に感謝の気持ちを伝えたいです。スタッフの皆さん、メンバーも本当にお疲れさまでした」と伝え、日本人メンバーのレイは「こうして初めて私たちがMAMA AWARDSに参加することになったんですけど、日本で開催される分、気持ちも特別で、今もドキドキしています。まずDIVEの皆さんもいつも応援してくださって本当にありがとうございます。きょうも一生懸命舞台を準備してきたので期待してくださったらうれしいです。ありがとうございます」と日本語でコメント。ウォニョンは英語で「DIVEの皆さんの愛とサポートに本当に感謝しています」とコメントし投げキッスでファンを魅了した。

大型ビジョンには稲妻の嵐のなか龍が舞う映像が映し出された。そして薄暗いステージに登場したのは7人組ボーイズグループ「TEMPEST」。夢に向かって羽ばたこうという抱負が込められた「Dragon(飛上)(MAMA ver.)」を、アグレッシブなラップと伸びやかで力強いボーカル、龍が舞い上がるようなダイナミックなダンスで表現。7人のとどまることを知らない熱いエネルギーで会場を引きつけた。

続いてプレゼンターとしてヨ・ジングが登場。子役から演技を始めた彼は役者17年目になるという。彼は「演技はいつも新しくますます難しくなっていきます。なので、演技を追求する度に先輩方の演技を見ながらインスピレーションを受けています」と、先輩のありがたみを話すと、音楽界でも同じように他のアーティストに情熱と大きなインスピレーションを与えていくアーティストに与える賞の発表となった。「Inspiring Achievement」賞を受賞したのは、25年間韓国のロックバンドを大衆化に導いたバンド「JAURIM」。ボーカルのユナは「『2022 MAMA』に招待されただけでも光栄ですが、思いもよらなかったとてもクールな賞をいただけて感謝しています。『JAURIM』はこれからも今のように音楽をしていきたいと思います。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。
続けて「Best Hip Hop & Urban Music」賞にはJay Parkが受賞。映像コメントで彼は「受賞できてとても光栄です。MAMAでは初めての賞です。国内ヒップホップワントップのIUさんとWOOGIE、Slom、一緒に曲に参加してくれてありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。

「NewJeans」のパフォーマンスでは、「Cookie (MAMA ver.)」のメロディに乗せてミンジのパワフルなダンスからスタート。ヘリンにバトンが渡されると「Attention (MAMA ver.)」の曲に合わせてエネルギッシュで軽やかなパフォーマンスを繰り広げ、ハニとヘインは「Hurt (MAMA ver.)」のリズムに乗せて息の合ったダンスを見せつけた。そして「ダニエルはどこ?」と探す2人が見つめる先には男性ダンサーと共にスタンバイするダニエルの姿が。「Hype Boy (MAMA ver.)」の曲に乗せて伸びやかなダンスを披露し、メインステージにメンバー全員が集まると「Hype Boy」を披露した。続いて、上から見るとスマホの形をしたステージで「Attention」を爽やかな笑顔でパフォーマンスし、会場を盛り上げた。

ウ・ドファン、ハン・ソンファがプレゼンターとして登場すると、「BEST MALE ARTIST」賞に選ばれたイム・ヨンウンにトロフィーが渡された。イム・ヨンウンは「MAMAでは初めてごあいさつします。このようなすてきな賞を受賞できるようにしてくれたヨンウンシデ(ファンの呼称)の皆さん、ありがとうございます。今ここにいらっしゃる皆様、放送を見ている方々が健康でいて幸せに過ごせますように。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。

「BEST FEMALE ARTIST」には「TWICE」のナヨンが受賞。映像コメントでは姿は見えなかったものの、「TWICE」メンバーが喜ぶ歓声が聞こえてきた。ナヨンは「今年は私にとって挑戦の年だったのですが、たくさん関心を寄せていただき、そして愛してくださり、とても幸せですし感謝しています。これからもっと良い姿を見せることができるように努力する『TWICE』ナヨンになります。ONCE(ファンの呼称)ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべた。

プレゼンターとしてAikiとナム・ユンスが登場すると、Aikiはパワフルなダンスチャレンジを披露して会場を盛り上げ、「Global Music Trend Leader」の発表へ。この賞はZICOが受賞し、トロフィーを受け取ったZICOは「こんばんは、ZICOです。賞の名前は…、グローバル・ミュージック・トレンド・リーダー。僕ですって。Wow。初めてこうして賞をいただけて、自分をスタイリッシュにしてくれるような気分です。僕の音楽と僕が見せるすべてのコンテンツを楽しんでくれる大衆の皆さんに感謝しています。この賞は皆さんが僕に与えてくれたものだと信じて、これからも見るもの聴くもの、多様なものを皆さんに提供いたします。期待していてください」と受賞の喜びを伝えた。

時間はあっという間に過ぎ、1部の最後のパフォーマンスへ。ビジョンに「EN-」と大きく映し出されると、ステージには大勢のダンサーが。するとその中から「ENHYPEN」のメンバーが次々に登場し、「Go! Go!」と荒々しく叫ぶイントロから始まる「Blessed-Cursed」を披露。ヘビーなギターサウンドが会場に轟くと、エネルギッシュなダンスを繰り広げる。そして「線は僕にとって悪夢だった」というナレーションとともに「WALK THE LINE」へ。重いドラムサウンドが鳴り響き、机の前に並んだメンバーが音に合わせて力強く拳をたたきつけ、マイクを持ってのパフォーマンスが続くと、会場にノイジーなサウンドが響くなか「Future Perfect (Pass the MIC)」を披露。ステージが揺れるような勢いのパワフルなステージで会場を熱くすると、パフォーマンスが終わった後もその余韻は会場を支配していた。

2部は「IVE」のパフォーマンスからスタート。大きなハートがセンターステージいっぱいに設置されると、天井からゴールドチェアーに座ったウォニョンがゆっくりと降りてきてハートの中へ。そしてハートが真っ二つに割れると、「IVE」メンバーが登場し、客席からは大きな歓声が沸き起こった。1曲目は幻想的でリズミカルなサウンドが印象的な「ELEVEN」。恋に落ちた少女の多彩な感情を表現すると、アラビアンな雰囲気のサウンドにのせてユジンがダンサーと共に踊りながら花道を移動。メインステージに着くと続けて「LOVE DIVE」を披露。ミラーを使ったダンスを繰り広げステージを華やかに演出。「After Like」ではスピード感のあるサウンドに合わせて大勢のダンサーと共に軽やかにパフォーマンスし会場のボルテージを高めた。

華麗なステージの後は、プレゼンターのムン・ガヨンが登場し、「Breakout Producer」の授賞へ。時代を先に進むビジュアルディレクティング、独創的なプロモーション、差別化されたコンセプトで大衆を魅了した人に贈られるこの賞は、「NewJeans」のプロデューサー、ミン・ヒジンが受賞した。
「Best Vocal Performance Solo」賞は「少女時代」のテヨンが受賞。コメント映像で彼女は「とても感謝しています。今年1年『INVU』をたくさん愛してくれてありがとうございます。これからも良い音楽で恩返ししたいと思います。ファンの皆さん、ありがとうございます」と受賞の喜びを伝えた。

MAMAでしか見られないスペシャルコラボでは、「NiziU」のミイヒとニナ、「INI」の藤牧京介と高塚大夢が中島美嘉の「雪の華」を日本語と韓国語で熱唱。美しく伸びやかな歌声を会場に響かせ、ファンを感動させていた。通いて、「SEVENTEEN」の「CLAP」を「NiziU」と「INI」メンバー全員で披露すると、「NiziU」の単独ステージへ。「CLAP CLAP」を足を踏みならしたり手を叩いたりするストンプによる躍動感のあるパフォーマンスで彼女たちの明るいエネルギーを会場に届けた。「INI」のステージでは12月14日にリリースする1stアルバム「Awakening」のリード曲「SPECTRA」を披露。パワフルでエネルギッシュなパフォーマンスと「POP POP!」や「Nah nah nah」と繰り返すフレーズが耳に残る中毒性のある曲で、「INI」の魅力を十分に発揮し会場を大いに盛り上げた。

熱いライブの後は、ヨ・ジングとキム・ソヒョンがプレゼンターとして登場。子役時代から共演しているため、キム・ソヒョンが「ジングさん、MAMAで久しぶりに会ったので雰囲気が違う感じがしますね」と言うと、ヨ・ジングは「ジングさんですか?」とよそよそしい言い方に笑顔を見せる。そして「ジングさんはどのように見えますか?」と質問すると、キム・ソヒョンは「大人っぽく見えます」と答え、ヨ・ジングもお返しに「ソヒョンさんも美しいですね」とにっこり。仲良しコンビのほんわかした雰囲気に、アーティスト席に座っているJ-HOPEのほほ笑む姿がビジョンに映し出され、会場に悲鳴が響く一幕もあった。2人が授賞するのは「The Most Popular Male Artist」。グローバルファンに圧倒的に支持され、世界の舞台で活躍した最高のアーティストに与えられる賞だ。韓国ソロ歌手として最速でストリーミング数を3億回超えたアーティストであることが紹介されると、受賞者が誰なのか感づいた観客の歓声が聞こえてきた。そして受賞者発表の瞬間を迎えると、「J-HOPE」という声に会場は大歓声。トロフィーを手にしたJ-HOPEが「ARMY」と投げかけると、さらに会場は興奮の渦に巻き込まれた。彼は「僕がこのような賞を受賞しても良いのかと思いますが、今年1年新しい挑戦をした意味として、努力した意味として与えられた賞だと思い、ありがたくいただきたいと思います。『Jack In The Box』というアルバムは僕のありのままを込めたアルバムです。そしてチームとして、チームのJ-HOPEとして活動しながら必ずいつかは見せなければという思いが詰ったアルバムです。その時のその時期にJ-HOPEだけができる音楽だと思い、果敢な決断を下したアルバムです。ですので、多くの方々を満足させることはできませんが、固く信じて今年1年僕の音楽を共にしてくれたたくさんのファンの皆さんにもう一度感謝申し上げます。そして…、手間のかかるアルバムだったのですが、稚気満々のJ-HOPEの野望を現実化させるために苦労していたスタッフの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。そして誰よりも一生懸命応援してくれたメンバーたち! 本当に愛してますし、ありがたく思っています。これからもJ-HOPEらしい音楽、言葉だけでなく結果を出す姿を見せたいと思います。ありがとうございます」と伝えると、「愛しています」と指ハートをしながら笑顔を見せた。

「Best New Male Artist」と「Best Band Performance」賞は「Xdinary Heroes」が受賞。ゴニルは「僕たちにとってとても意味深い賞なだけに、この賞を踏み台にしてこれからもさらにかっこいいバンド、アーティストになれるよう努力したいと思います」と伝え、ジョンスは「僕たちがアーティストとして成長していく姿を見守ってください。僕たちももっとかっこいい歌とステージで皆さんの愛と応援に応えられるよう頑張りたいと思います」と英語でコメントした。また「Best Vocal Performance Group」賞は「BIGBANG」 の「Still Life」、「Best Female Group」賞は「BLACKPINK」が受賞した。
「BIGBANG」、「BLACKPINK」と、YGエンターテインメント所属アーティストの受賞を終えてからは、彼らの後輩に当たる「TREASURE」のパフォーマンスへ。会場にサイレン音が鳴ると、ビッグサイズのスピーカーが重なるステージセットに、「TREASURE」のチェ・ヒョンソク、ヨシ、ハルトが登場。3人のユニット曲「VolKno」を、激しいロックサウンドにのせてパワフルに披露。3人のほとばしる熱いエネルギーはアーティスト席に座っているアーティスト達にも伝わり、3人がそのエリアに行くと思いっきり音楽にのって楽しむ様子がビジョンに映し出された。3人が会場を熱くしたところで、他のメンバーもステージに登場し「JIKJIN」をパフォーマンス。スピード感あふれるサウンドにパワフルなダンスパフォーマンスが続くと、「HELLO」では会場のボルテージもさらにヒートアップ。体全体で思いっきり音楽を楽しむ「TREASURE」の姿に会場も一体となって楽しんだ。

続いて、「Best Dance Performance Female Group」は新人賞に続き「IVE」の 「LOVE DIVE」が受賞。「Best Dance Performance Solo」賞にはPSYの「That That (prod. & feat. SUGA of BTS)」が受賞し、映像コメントで彼は「ダンスというジャンルを20年以上続けながら自分自身誇りに思っていますし胸が一杯です。これからもダンス歌手の寿命の延長のためにこの身を燃やしたいと思います。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。

会場に柔らかなピアノの音色が流れると、「(G)I-DLE」のミンニのピアノ伴奏にのせてミヨンが「JAURIM」の名曲「Twenty-five, Twenty-one」を歌唱。エモーショナルな歌声を届けると、続いてミンニも儚くも芯の強い歌声を響かせた。そして2人の声を引き継ぐように「JAURIM」のキム・ユナの歌唱へ。ビブラートの効いた歌声を響かせ、続く「Hahaha Song」では凜々しく勇ましく披露し、貫禄を感じさせるライブを見せつけた。そして、会場の雰囲気は一変。不気味な雰囲気のピアノのサウンドが聞こえると、「(G)I-DLE」のソヨンがセクシー&力強いラップパフォーマンスを繰り広げ、「愛してるよ、MY BAG」と日本語でクールに言い放ち、「MY BAG」のステージへ。他のメンバーがいるメインステージまでラップをしながら移動していくと、「TOMBOY(MAMA ver.)」へと続く。荒々しいバンドサウンドと堂々としたパフォーマンスで会場を沸かすと、そこへ「JAURIM」が再登場し「(G)I-DLE」と共に情熱的でパワフルな歌声を響かせた。

2部の最後は「Yogibo Album of the Year」賞の発表へ。プレゼンターとして坂口健太郎が登場すると、会場は大歓声に包まれた。「アンニョンハセヨ、坂口健太郎イムニダ」と韓国語であいさつすると、「『2022 MAMA AWARDS』、とても楽しみにしていました。今まで見させて頂きましたが、素晴らしいステージばかりでとても楽しんでいます! みなさんはいかがでしょうかー?」と投げかけると、大きな拍手が返ってくる。「僕はお仕事をしていて良い脚本に出会ったときにその脚本を映像という形で見たくなります。でもその脚本を映画やドラマとして完成させるためには本当にたくさんの方の努力が必要とされます。それはきっと音楽も一緒だと思うんです。1つの物語を音楽で表現するためには創作するアーティストだけではなく、数多くの人々の努力と誠意が必要です。音楽の多くの方々が力を入れて作った音楽が集まってようやく1つのアルバムになります。そして今年K-POPのアルバムは全世界の注目を集めて、世界音楽の市場で驚異の記録を作り上げているようです。人気と影響力はもちろん、作品性も高い評価を得ていますが、果たしてグローバルK-POPファンが選んだ2022年最高のアルバム、その主人公は誰なのでしょうか?」と伝えると、「Yogibo Album of the Year」賞は「BTS(防弾少年団)」の 「Proof」が受賞した。

3部は「ITZY」のパフォーマンスからスタート。大勢のダンサーと共にダイナミックなパフォーマンスを見せつけると、この日リリースされたばかりの新曲「Cheshire」を披露。自分が感じるままに自分を信じてみようというメッセージを込め、特徴的な手の動きのダンスで表現。イェジがメインステージからセンターステージに向けて堂々としたステップで移動しながらエネルギッシュなダンスを見せると「SNEAKERS」のステージへ。「ITZY」の力強く明るいエネルギーにあふれたダンスで会場を惹きつけた。

続いて授賞式が進行され、ファン・ミンヒョンとアン・ソヒがプレゼンターとして登場。音楽性と大衆性の両方を兼ね備え、大衆の熱烈な支持を得たガールズグループに贈られる「Favorite Female Group」賞には「(G)I-DLE」が選ばれた。トロフィーを受け取ったソヨンは「この賞を受賞させてくれたNEVERLAND(ファンの呼称)、本当にありがとうございます。去年はMAMAを見ながら羨ましいと思っていたのですが、意義深い賞となり胸がいっぱいになりました。ここまで頑張ってきたメンバーやスタッフの皆さん、ありがとうございます」と伝え、シュファは「このような素晴らしい賞をいただきありがとうございます。きょうは皆さんのおかげでこのステージに立つことができました。これからもずっとステージでお会いできればと思います」と中国語でコメント。ウギもNEVERLANDへの愛を中国で付け加えた。ミンニは英語で「世界中にいるNEVERLANDの皆さん、この賞を受賞させてくれてありがとうございます。今年は本当に素敵な1年でした。私たちを愛してくれる皆さんに対して感謝の気持ちを伝えたいです。そして私たちを支持してくれる皆さん、愛しています」と受賞の喜びを伝えた。

「Best Dance Performance Male Group」賞は、「SEVENTEEN」の「HOT」が受賞。映像コメントでエクスプスは「僕たちは今『BE THE SUN IN JAPAN』 ドームツアーをしているので参加することが出来なかったのですが、今年一年たくさん愛してくださりありがとうございます。これからも素敵なパフォーマンスと音楽でCARAT(ファンの呼称)、そして多くの人たちにたくさんの良いエネルギーを与えられるようなSEVENTEENになりたいと思います」と伝えた。

イム・ヨンウンと振付師Monikaのコラボステージでは、Monikaの繊細なダンスが繰り広げられる中、「Our Blues, Our Life」と「If We Ever Meet Again」を披露。イム・ヨンウンは、聴くものの心に訴えかけるような深みのある歌声を届けると、会場からは盛大な拍手が送られた。

キム・ドンウクがプレゼンターとして登場すると、これまでのステージを見てきた彼は「どれだけ悩んで努力したかが想像できます。本当に大きな拍手を送りたいと思います」と伝え、アーティスト席を見て大きな拍手を送った。そして「The Most Popular Group」賞には「Stray Kids」が受賞。バンチャンは「まずはパク・ジニョン(J. Y. Park)さん、スタッフの皆さん、僕たちと一緒に夢を追ってくれてとても感謝しています。このような素晴らしい賞をくれたたくさんのSTAY(ファンの呼称)、ありがとうございます」と感無量といった様子。フィリックスは「この賞をくださったことに対して本当に感謝しています。STAYの皆さんが本当にたくさん助けてくださって僕たちがここまでくることができました。STAYのみなさんのおかげだと思っています。本当にありがとうございます。これからもStray Kidsの活動を楽しみにしてください」と英語でコメント。リノは「STAYの皆さん、本当にありがとうございます。この賞はSTAYのおかげだと思います。これからも頑張ります。たくさん愛してくださーい」と日本語で伝え、各国のファンを喜ばせた。
また、「Best Collaboration」賞には、PSY の「That That (prod. & feat. SUGA of BTS)」が受賞した。

続いて大勢のダンサーと共に登場したのはZICO。「Freak」をエネルギッシュなダンスと流れるように繰り出されるフロウで披露すると、サングラスをした「(G)I-DLE」のソヨンも登場し、アグレッシブなラップパフォーマンスで会場を沸かした。熱気に包まれる中「New thing」のステージに移ると、Street Man Fighterのダンスクルーと共にパフォーマンス。リズミカルかつ独特なフロウで会場を一気に惹きつけた。

熱い会場の余韻を残したまま、VTRでの授賞が行われ、「Best OST」賞には「MeloMance」の 「Love, Maybe (ドラマ「社内お見合い」OST)」が授賞。「Best Male Group」賞は「BTS(防弾少年団)、「Best Music Video」賞は「BLACKPINK」の「Pink Venom」が選ばれた。

この日最後のステージを飾ったのは、J-HOPE。ステージには高く積み上げられたボックスのセットが設置され、ドラムのくぐもったビートが会場に響くと、ボックスの頂上に水色の箱を持ったJ-hopeの姿が現われた。割れんばかりの大歓声に包まれる中、「MORE」のステージがスタート。箱の外に出てもっと多くのことを見せたいという願いと願望、情熱を、ノイジーなギターサウンドと力強いドラムビートにのせて荒々しくシャウト。大勢のダンサーと共にジャンプしながらパフォーマンスするJ-HOPEから放たれるエネルギーに会場は大興奮。続く「Arson」では、ダンサーがいなくなりセンターステージにはJ-HOPEが一人。花道を囲むように炎が飛び交う中、「let’s burn 俺の情熱にburn 俺の念願にburn 俺の人生の中をburn」とラップしながら力強い視線を送りパフォーマンス。「Future」では明るく神秘的なサウンドが会場を包むと、真っ白の衣装を着たダンサー達がステージに現われ、それまでのダークの雰囲気とは一変。輝く希望を表現した歌詞で聴くものの心をあたたかくした。そして最後に「Future」と歌うと笑顔でピース。会場はこの日一番の大歓声に包まれた。

「2022 MAMA AWARDS」も終盤を迎えると、「Yogibo Song of the Year」受賞者の発表をするためにチョン・ウソンがステージに登場した。今年1年1番愛された曲として選ばれたのは「IVE」の 「LOVE DIVE」。「IVE」はメンバー同士抱き合い涙を見せながら喜ぶ姿を見せた。トロフィーを受け取ったユジンは「新人賞と大賞を1日で受賞することになりました。このような大きな舞台に立つことだけでもとても光栄なことなのですが、貴重な賞まで頂くことができてとても意義深いことと思います。『今年の歌』という素敵な賞をいただいたのですが、この曲がリリースされるまで、舞台裏にいるスタッフの皆さんはとても苦労されていました」と伝え、一人一人のスタッフの名前を挙げながら感謝の気持ちを伝えた。イソは感動のあまり言葉がすぐに出ず、「IVEがMAMAに出演しステージに立てることだけでも光栄なことなのですが、新人賞も大賞もいただくことができてとても感謝しています。これからもがんばります。ファイティン」とガッツポーズ。ガウルは「明日、デビュー1周年を迎えるのですが、デビュー1周年を迎える瞬間に素敵な賞をプレゼントしてくれて本当に感謝しています。これからも良い姿を見せるIVEになります。ありがとうございます」と涙ながらに伝えた。レイは「DIVEの皆さん、本当にありがとうございます。そしてメンバーの家族にも感謝の気持ちを伝えたいです。私たちが明日1周年を迎えるんですけど、日本で特別な舞台に立つことができて本当に幸せな気持ちでいっぱいです。本当に本当にありがとうございます」と涙を流しながら日本語で感謝の気持ちを伝えた。リズは「DIVEにはいつもありがとうという言葉だけでは足りないくらいの感謝の気持ちを伝えたいです。IVEとK-POPを愛してくれるすべてのみなさんに感謝したいと思います」と伝え、日本語でも「愛してるよ」とコメント。ウォニョンは「DIVEの皆さん、私たちの歌を愛してくれて本当にありがとうございます」と英語で海外のファンに感謝の気持ちを伝えると、続けて韓国語で「時間が経つにつれて私の目には感謝する方々だけが映し出されるということが本当に幸せで祝福されているように思います」と伝えた。最後はメンバー全員が手でハートを作り感謝の気持ちを表現した。

元フィギュアスケーターのキム・ヨナがプレゼンターとして登場すると、「Yogibo Artist of the Year」の発表へ。「BTS(防弾少年団)」と発表されると、大歓声が沸き起こった。「BTS(防弾少年団)」を代表してj-hopeが賞を受け取りに行くと、「ARMY」と言ってトロフィーを上に掲げた彼は「7人全員で来て賞を受賞して感謝の気持ちを伝えることができたら良かったのですが、それができないことが残念ですね。でもBTSのメンバーの一人として賞を頂いた感想を伝えたいと思います。2022年は苦難と試練、そしてそれを乗り越えるための方法を探そうとする7人が成長痛を体験した年だったと思います。そんな状況の中でも、より良い方法を探して僕たちは、『まだ最高の瞬間はまだきていない』という希望の歌も歌いました。結局は僕たち自身が幸せであってこそ皆さんにも楽しい音楽をお聴かせし、幸せをプレゼントできるという気持ちでいろいろな面で果敢に判断して行動してきたと思います。引き続き皆さんに最善の姿をお見せしようとここまできて、結局は皆さんと僕たちが信頼で共にする時期が訪れたのだと思います。実際は今年のBTSは大した業績を見せることはできなかったと思うんです。そんな部分において、『今年の歌手賞』はありがたい気持ちで受け止めたいと思います。今年を無事に終えろという意味で受け止めたいと思います。ほかのメンバーたちは、自分を振り返り1人ずつのルーツに触れながら自分に合わせて成長していると思います。もうすぐ出るRMのアルバムもそうですし、メンバーのソロ活動と歩みを応援して頂ければと思います。ARMYの皆さんがいるからBTSがいます。愛しています」と伝え、ファンを感動させた。

最後のプレゼンター、ファン・ジョンミンが登場すると「MAMA PLATINUM」賞の発表へ。ファン・ジョンミンが「『今年の歌手』『今年の歌』『今年のワールドワイドアイコン』『今年のアルバム』の4つの大賞をこの人たちは3年連続で受賞したアーティストです」と伝えると、会場からは大歓声が沸き起こり「BTS!」という言葉に、さらに会場は沸き立った。相次いで賞を受賞することになったJ-HOPEはトロフィーの重さに驚きながらも「3年連続4つの大賞を席巻するのは…。走馬灯のようにこれまでの記憶が蘇るようです。意義深い賞だと思いますし、僕たちの心の中にいつも残る賞だと思います。先ほども言いましたが、7人全員でこの賞を受賞した気持ちを伝えられればいいのですが、それができないのが残念です。なので、準備したものがあります」と伝えると、スマホを取り出して、「JIN兄さんが言いたいことがあるっていうから」とJINに電話をかけるJ-HOPE。そしてJINが電話に出るとJ-HOPEの「一言お願いします」という言葉に「受賞の感想の最中に僕に電話してどうするんだ」と驚くも、「僕しかいないよね、ちょっと待ってプロマインドで言うから」と言ってアーティストJINに切り替える。そしてJINは「こんばんは、BTSのJINです。こうしてまた光栄な賞をいただき、本当に感謝しています。ARMYの皆さん!!  ARMYの皆さんには感謝していますし、とても愛しています。メンバーたちもお疲れさま。メンバーも本当に愛しています」とコメント。J-HOPEがJINに「love you」と言って電話を終えようとするとJINが「まだあるよ!」と言い、「天気が寒くなってきたので風邪には気をつけて、元気でいてください。僕は公式の場で当分の間、会えないと思いますが、今度また良い音楽をもって姿を見せたいと思います。みなさん、軍隊に行ってきます。ありがとうございます」と伝え、j-hopeの粋な演出にファンは胸を熱くした。

最後にJ-HOPEは「とても感謝していますし、10年間共にしてくれてありがとうございます。愛しているという言葉を100回言っても足りないくらい感謝しています。そしてスタッフのみなさんに感謝の気持ちを伝えたいです。メンバーの家族も、メンバーも愛しています。これからも良い音楽で希望を与え、エネルギーを与える良い歩みをお見せすることを約束します」と力強いメッセージを残し、授賞の感想を締めくくった。


[受賞者一覧]
<Worldwide Fans’ Choice>
Stray Kids
SEVENTEEN
TREASURE
TOMORROW X TOGETHER
GOT7
PSY
NCT DREAM
ENHYPEN
BTS
BLACKPINK

<Favorite New Artist>
IVE
NMIXX
LE SSERAFIM
Kep1er

<Yogibo Chill Artist>
Stray Kids

<Favorite Asian Artist>
JO1

<Yogibo Worldwide Icon of the Year>
BTS

<bibigo CULTURE & STYLE 賞>
J-HOPE(BTS)

<Best New Female Artist>
IVE

<Inspiring Achievement>
Jaurim

<Best Hip Hop & Urban Music>
Jay Park 「GANADARA (Feat. IU)」

<Best Male Artist>
イム・ヨンウン

<Best Female Artist>
ナヨン (TWICE)

<Global Music Trend Leader>
ZICO

<Breakout Producer>
ミン・ヒジン

<Best Vocal Performance Solo>
テヨン 「INVU」

<The Most Popular Male Artist>
J-HOPE(BTS)

<Best New Male Artist>
Xdinary Heroes

<Best Band Performance>
Xdinary Heroes

<Best Vocal Performance Group>
BIGBANG 「Still Life」

<Best Female Group>
BLACKPINK

<Best Dance Performance Female Group>
IVE 「LOVE DIVE」

<Best Dance Performance Solo>
PSY 「That That (prod. & feat. SUGA of BTS)」

<Yogibo Album of the Year>
BTS 「Proof」

<Favorite Female Group>
(G)I-DLE

<Best Dance Performance Male Group>
SEVENTEEN 「HOT」

<The Most Popular Group>
Stray Kids

<Best Collaboration>
PSY 「That That (prod. & feat. SUGA of BTS)」

<Best OST>
MeloMance 「Love, Maybe (ドラマ「社内お見合い」OST)」

<Best Male Group>
BTS

<Best Music Video>
BLACKPINK 「Pink Venom」

<Yogibo Song of the Year>
IVE 「LOVE DIVE」

<Yogibo Artist of the Year>
BTS

<MAMA PLATINUM>
BTS

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