大韓歌手協会会長、「BTS」のグループ活動休止に懸念…「韓国歌謡界のために考え直してほしい」

大韓歌手協会のイ・ジャヨン会長が団体での音楽活動中断を伝えたボーイズグループ「BTS（防弾少年団）」に憂慮を表し、「決定を再考してほしい」との声を出した。

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　イ会長は22日、協会を通した報道資料で、「BTS」と所属事務所HYBEに向けたメッセージを伝えた。

　イ会長は「大韓民国はもちろん、世界の歴史上最も強力な文化スポットパワーを持っている“BTS韓流ブーム”がなくなるのではと恐れている」とし、「第2のビートルズ誕生が簡単ではなかったように、第2のBTSも期待することが難しく、韓流の脈が中断するのではと心配している」と述べた。また、「たくさん悩んだ末に下した決定だと思うが、韓国歌謡界のために再考してもらってはだめだろうか」と訴えた。

　加えて「BTSがいなくなったら、韓流の伝道師“ARMY”（BTSのファン）たちもいなくなる。そして韓流観光も文化強国も期待できない」との見解を明かし、「国会や政府には、韓流ブームが持続的に拡散されるよう深い関心を持ち、BTSが続けて活動できるよう兵役法の改正を積極的に検討してくださることをお願いしたい」と要請した。

　「BTS」は14日に公開したYouTube映像で、グループでのアルバム活動に疲労感を訴え、ソロアルバムをはじめとする個別活動を展開する時間を持ちたいと明かしていた。これに関連し、事務所側は「BTSはグループ活動とソロ活動を並行する新たなチャプターを始めるということ」との立場を示した。