「その年、私たちは」で共演チェ・ウシク&キム・ダミ、初恋逆戻りロマンスが始まる(画像提供:wowkorea)
「その年、私たちは」で共演チェ・ウシク&キム・ダミ、初恋逆戻りロマンスが始まる(画像提供:wowkorea)
俳優チェ・ウシクと女優キム・ダミの甘く殺伐としたロマンスがやってくる。

チェ・ウシク の最新ニュースまとめ

 12月6日からスタートする、SBS新ドラマ「その年、私たちは」側は8日、1次ティーザー映像を公開した。“全校ビリ”のチェ・ウン(チェ・ウシク扮)と“全校1位”のクク・ヨンス(キム・ダミ)の学生時代の初めての出会いから29歳で再会するまで、巡りに巡って再び始まった2人の青春成長ロマンスが、期待心理を刺激する。

 「その年、私たちは」は、別れた恋人が高校のときに撮影したドキュメンタリーが人気を集め、再びカメラの前に呼ばれることにより繰り広げられる、青春の初恋へ逆戻りするロマンスだ。「一緒にいて最悪だった。二度と会うのはやめよう!」という思いで終わるべきだった縁が、再び絡まって体験する複雑で微妙な感情が、率直に描かれる。

 この日公開された1次ティーザー映像は、会うと言い合いになるチェ・ウンとクク・ヨンスの姿から始まる。数年経ち人気を集めて再び再会することになる、問題のドキュメンタリーカメラの前に座った2人が、スタートからカウンターパンチを一発ずつかわす。「質問は何でしたか?」と聞く天然のチェ・ウンが情けなくて「ちょっと集中してよ!」とため息交じりに言うクク・ヨンス。これに対し「何か文句あるか?」とチェ・ウンがかっとするが、天敵のクク・ヨンスには響かない。

 チェ・ウンとクク・ヨンスが共に過ごした十九歳の夏は、一日も静かな日がない。体育の時間には、クク・ヨンスに振り回されて全身で剛速球を受け、休み時間の貴重な昼寝タイムも空しく奪われる、チェ・ウンの苦悩と気の小さい反抗が笑いを誘う。クク・ヨンスに向かって「サイコ!」と言ってビクビクするチェ・ウンの必死のあがきは、彼らがどんな関係なのか気がかりにさせる。
続く、「これ、なぜ撮るとおっしゃったんですか?」というチェ・ウンの不満混じりの質問で、神経戦はより一層拮抗(きっこう)する。「全校1位が全校ビリを更生させるプログラム、でしょ?」と話すクク・ヨンスの当たり前のような返事に、「社会性に欠ける学生の前でどのくらい長く持ちこたえられるか実験しようってこと?」と言うべきことは言うチェ・ウンの反撃も侮れない。

 「とにかく確実なことは、10年後には二度とこんなヤツに用事はない」という覇気あふれる宣言は、“リセット”され、結局10年前のようにまた再びカメラの前に座った29歳のチェ・ウンとクク・ヨンスの姿もまた興味深い。ここに「あ、本当にこれやらなきゃダメ?」と不満を言うクク・ヨンスとは違いチェ・ウンの意味深な微笑みが目を引く。2人の十九歳を呼び戻したドキュメンタリーの正体は何なのかも期待感を高める。

 3年ぶりに再会した“レジェンドコンビ”チェ・ウシクとキム・ダミに向けられた関心は、何よりも熱い。チェ・ウシクは、自由な考え方の建物イラストレーター、チェ・ウン役を務める。当然夢もなく、自身を隠して生きていくことに慣れたチェ・ウンは毎日が激しい全校1位のクク・ヨンスに会って、様々な感情と向き合う人物だ。6年ぶりに予告もなくいきなり現れたクク・ヨンスとの出会いで、チェ・ウンは以前とは違う姿で新しい関係性を作り出す。

 キム・ダミは、成功のために直進する現実主義の広報専門家クク・ヨンスに扮する。学生時代は常に全校1位の優等生、社会では誰もが認める広報人になった。成功だけを収めてきたが、パサパサした現実に傷と虚しさを抱いて生きる人物だ。死んでも会うのをやめようと決め別れたチェ・ウンとビジネスパートナーとして再会し、必死に沈めた感情が揺れ動き始める。人生で最も青かった時間を共に送って別れた、愛憎あふれる恋人同士に変身した2人の一層深くなった演技シナジーに、耳目が集中する。

 「その年、私たちは」は、12月6日夜10時から初放送される。
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