タレントのキム・ミナ、ユキカと共演した動画でR-18シーンをマネて騒動に…非難されるべきか否か?(画像提供:wowkorea)
タレントのキム・ミナ、ユキカと共演した動画でR-18シーンをマネて騒動に…非難されるべきか否か?(画像提供:wowkorea)
お天気キャスター出身のタレント、キム・ミナが映画の中の19禁(R-18指定)のシーンをかくし芸として披露し、これをめぐりさまざまな意見が交わされている。

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彼女の行動が何を意味しようとしているのか分からないという酷評から、単純ないたずらに過ぎないのではという庇護(擁護)にいたるまでさまざまだ。しかしYouTubeというチャンネルの特性上、この動画を振り返れば、そこまで指弾されるような行動なのか疑問が湧きもする。いっそキム・ミナがバラエティセンスがないとか、いろいろなことを真似するコントのひとつだと見るのはどうだろうか。

議論の中心となったYouTubeチャンネルにキム・ミナが出演した動画が今月20日に掲載された。この動画は今月14日にソウル・サンアム(上岩)のテレビ局JTBCの2階会議室で行われた。

同日キム・ミナは自身が直々に書いた履歴書を持ち、日本人出身の歌手ユキカ(YUKIKA)の前で面接を行った。ユキカが志願者のキム・ミナの面接官として変身したのだ。2人は面接官と志願者の役を交互に演じながら、お互いのバラエティセンスを評価し、今後引き続きこのチャンネルに出演すべきかどうか議論した。

「特技がなくて啓発してほしい」というキム・ミナは、同日タレントのチェ・ファジョンのモノマネをしたり、映画「インサイダーズ/内部者たち」(監督:ウ・ミンホ、2015)で、イ・ギョンヨンが演じていた国会議員チャン・ピルのキャラクターの酒席での行動や爆弾酒を作るシーンをマネした。彼女とともにいたユキカは日本の象のダンスをしながら笑いを誘った。

これに制作陣は「なんとまあ。下品なのでモザイク処理します」という字幕とともにこの場面をブラー処理した。このような字幕も笑わせるためであって、キム・ミナとユキカの行動が「下品だ」ということではないはずだ。

関心が注がれた後、コメント欄にはキム・ミナの行動を巡り「キム・ミナとユキカのデュオコンビネーションが最高だ」、「3人とも大好き」、「みんな感覚を見出したね」、「キム・ミナ悪いことだけ学んだね」、「今日の教訓、乾いたゴミ」などのリアクションが出た。このように「面白い」という反応と批判が混在している状況。

女性タレントが映画の中の仮想の国会議員の酒席での醜態をマネしたのは、性感受性がないわけでは決してない。既成世代(旧世代)たちをからかうコントであるだけだ。そうでなければ本人の言葉通り「私はバラエティタレントではないので、私にバラエティは難しい」という方に近い。

既成世代の男性や国会議員を嘲弄(ちょうろう、揶揄うこと)した映画の中のシーンをパロディ化したキム・ミナに性意識に問題があるということが、行き過ぎた一般化の誤りと言える。キム・ミナに今回のパロディについて「笑いのモラル」や「性感受性」を求める光景は、もしかしたら「(これまで騒動が多かった)キム・ミナだから」というひときわ過酷な状況ではないだろうかと考えてみる必要がある。




[Making Film] ユキカ(YUKIKA)- 愛月 with Muzie x SPACECOWBOY|YUKIKA Official
[Making Film] ユキカ(YUKIKA)- 愛月 with Muzie x SPACECOWBOY|YUKIKA Official




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