イム・スロン（2AM）、遺族と合意…無断横断中の歩行者を死亡させた事故の罰金で700万ウォン

夜遅い雨道の運転で、不正横断していた歩行者を死亡させたボーカルグループ「2AM」出身の歌手兼俳優イム・スロンが罰金の略式命令を受けた。

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18日、ソウル西部地裁は13日、イム・スロンに罰金700万ウォン（約65万円）の略式命令を下した。略式命令は、裁判所が正式な裁判なしに書類を検討し量刑をすることをいう。

イム・スロンは昨年8月1日午後11時50分頃、ソウル市内の道路でSUV車を運転し、横断歩道で歩行者信号が赤信号で無断横断をしていた男性に衝突した。事故の犠牲者は、近くの病院に運ばれたが死亡した。

イム・スロンは事故当時の調査で、酒を飲んでなかったという。イム・スロンはこれを不服とする場合は、略式命令の送達を受けて1週間以内に正式裁判を請求することができる。

ただし、警察はイム・スロンにも過失があると見て、交通事故処理特例法違反の疑いで検察に事件を送致した。

以後11月には、ソウル西部地裁は交通事故処理特例法違反の疑いを受けたイム・スロンを略式起訴した。検察は「略式起訴、罰金額は、具体的に言うことはできない」とし、「イム・スロンが遺族と合意した事実などを考慮した」と述べた。遺族と合意したイム・スロンは、裁判まで行かず、罰金700万ウォンの略式命令の罰金刑を受けることになった。

心身の深刻な衝撃を受けたイム・スロンは、すべての活動を中断した。当時、イム・スロン所属事務所も公式の立場で「死亡事故と関連して、被害者の方のご冥福を祈り、遺族の方々に深い哀悼の気持ちを伝える。イム・スロンは事故直後の現場で救済措置を適切に講じたが、残念ながら被害者は病院に運ばれる途中に死亡した」と述べた。