チェ・ジョンフン(元FTISLAND)側、賄賂供与は「偶発的」と主張(画像提供:news1)
チェ・ジョンフン(元FTISLAND)側、賄賂供与は「偶発的」と主張(画像提供:news1)
韓国男性バンド「FTISLAND」元メンバーのチェ・ジョンフン(30)側の弁護人が、チェ・ジョンフンが賄賂(わいろ)供与の意志表示および性暴力処罰法違反、わいせつ物配布容疑と関連し「(賄賂供与の意志表示は)偶発的だった」と主張した。

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 ソウル中央地裁は18日、チェ・ジョンフンに対する賄賂供与意志表示および性暴力処罰法違反、わいせつ物配布容疑の初公判期日を開いた。

 この日、裁判部は意見を聞きとり、弁論を終結。来る7月23日に宣告期日を設定した。検察側は「被告人に対して、原審と同様の判決を求める」と明かした。

 その後、弁護人は最終弁論を通じて、チェ・ジョンフンの容疑については全て認める趣旨の立場を示した。

 弁護人は「被告人の行為については厳罰を受けるべきであり、被告人もそのように認知しているが、量刑判断については一言申し上げたい」とした上で、「被告人の賄賂供与の意志表示については当時、被告人は飲酒運転取り締まりで止められた後、偶発的に該当警察官へ200万ウォン(約18万円)を渡すという話をした」と説明。また「しかしながら、その金額を自ら渡すために金銭を出したのではなく、現行犯逮捕された後、賄賂供与の意志表示をしたわけでもない」と強調した。

 また、カメラ利用違法撮影容疑については「チョン・ジュンヨン(歌手)らが含まれていたチャットルームに写真1枚だけ投稿した」とし、「もちろん、共有回数が少ないからといって減刑されるべきという意味ではないが、被告人は被害者の顔や胸など特定部位を撮影したのではなく、被害者が特定されたものでもなかった」と説明。「写真は不特定多数に向けて広範囲に流布したものでもなかった」と述べた。

 なお、検察は1審結審公判でチェ・ジョンフンに懲役1年6か月の実刑を求刑。裁判部は去る3月27日の宣告で懲役1年、執行猶予2年を言い渡した。以降、チェ・ジョンフンは控訴した。


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