6月11日放送の「Road to Kingdom」(Mnet)第7話でファイナルステージに進出する5組が決定した。(画像:画面キャプチャ)
6月11日放送の「Road to Kingdom」(Mnet)第7話でファイナルステージに進出する5組が決定した。(画像:画面キャプチャ)
6月11日(木)に放送された「Road to Kingdom」(Mnet)第7話は、さまざまな涙にあふれ、悲喜こもごもの展開となった。

Road to Kingdom の最新ニュースまとめ

 第3次バトル第2ラウンド(テーマ「あなたの歌」)後半は、「PENTAGON」から。フイが、ある人からアイドルになったばかりの頃、「アイドルは3年(それまでの活動を)見たら、答えが出る」と言われたとし、3年半活動してきた「PENTAGON」のリーダーとしての苦悩を明かしながら、何としてでもメンバーたちを「Kingdom」に連れて行きたいと強い覚悟を見せる姿から始まった。

 「ONF」が選曲した「MONSTA X」の「FOLLOW」を受け取り、どういう方向性でいくか悩むフイだったが、ユウトが「FOLLOW」が「ファラオ」に聞こえると言ったことをヒントに、コンセプトを“ファラオ”にし、古代王の復活を思わせる壮大なステージを構成した。

 続く「VERIVERY」は、「TOO」が選んだ「MAMAMOO」の「gogobebe」を“アラジン”コンセプトでミュージカル風に披露。魔法のランプや杖など、さまざまな小道具を活用しながら、番組初となるワンテイク撮影で、躍動感あふれるパフォーマンスを届けた。

  最後を飾る「THE BOYZ」は、「ONEUS」が選曲した「VIXX」の「桃源境(Shangri-La)」をベートーヴェンの「月光ソナタ」を絡め、パラダイスを探し求めるストーリーで表現。今回も“月”をメッセージに盛り込み、曲の最後は「月光ソナタが流れると、桃源境が広がる」という字幕テロップで締めくくった。

 カッコよく終わったかに見えた「THE BOYZ」だったが、パフォーマンス後、ジュヨンに異変が。曲中、花が徐々に咲いていく過程を振付で表現する、大事なハイライトシーンでミスをしてしまい、泣き崩れたのだ。「THE BOYZ」は総合ランキングで言うと、安全圏にいるし、ましてやファイナルステージでもないのにだ。このステージにかける本気や、常に完璧を追い求める姿をまたも見た気がした。

 これで第3次バトルが終了。第2ラウンドの結果を含め、総合ランキングが発表された。1位は、第2ラウンドも1位をとった「ONF」(総合31890点)!「PENTAGON」キノが「『ONF』は『It’s Raining』を完璧に自分たちのモノにしていた」と絶賛したが、まさに回を増すごとにパワーアップし、パフォーマンスの完成度が想像を超えてくるので、見ていてワクワクする。所属事務所の先輩「OH MY GIRL」が前シリーズ「Queendom」(総合2位)で見せたような上昇気流をそのまま受け継いでいるようだ。1位の名前が呼ばれた瞬間、ラッパーのWYATT(ワイアット)が信じられないといった様子でしゃがみ込み、うれしくて男泣きする姿が感動的だった。

  2位は、第2ラウンド2位の「THE BOYZ」(30765点)が安着。3位は、第2ラウンド5位の「PENTAGON」(26853点)だった。3位は悪くない順位だが、「今回は1位、ダメでも2位」と高い目標を掲げていただけに、複雑な表情を見せるメンバーたち。特に、振付担当のキノは「すごく悔しい」と涙を見せた。その一方で、フイは「今回5位でも次はどうなるか分からないから、心残りはない」とすっきりした表情を見せ、冒頭での「アイドルは3年見たら、答えが出る」と言われたことを否定。「いつ成功するか分からないし、人がやる事は最後までやってみないと分からない。だから、いまこうして歩んでいる時間が大切だし、メンバーたちはとても切実。それだけに、僕は責任感を持っていかなきゃいけない」と「Kingdom」に向けての決意を新たにした。

 4位は第2ラウンド3位の「VERIVERY」。彼らも、第2ラウンドの「gogobebe」で細かなミスがあったので、脱落を予想していたからか、4位で名前を呼ばれると、驚きと共に安堵した表情を浮かべ、ミンチャンとカンミンは感極まって涙を流した。

 そして、運命の分かれる5位は第2ラウンド4位の「ONEUS」(18840点)、6位は第2ラウンド6位の「TOO」(17699点)という結果に。「TOO」の“アイディアバンク”と言われ、グループを引っ張ってきたチャンが最後は堪えきれず、泣いて悔しがる姿も見られたが、ジスは「またこういう機会が与えられたら、もっと頑張ってカッコよく成長したい」と前を向いた。

 「TOO」はファイナルステージ直前で惜しくも脱落となったが、新人らしからぬステージパフォーマンスで、先輩たちに脅威を感じさせ、大健闘。放送翌日には7月7日に2ndミニアルバムを引っさげ、カムバックすることが発表され、その勢いは新曲活動へと続いていく。

 「Road to Kingdom」はいよいよ次週18日(木)、ファイナルステージが生放送。すでに、5組の新曲音源が公開されているが、この日の生放送でステージが初披露され、「Kingdom」へと進むグループがついに決定する。

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