「BTS(防弾少年団)」SUGAの自作曲に米カルト宗教の演説挿入、BigHitが改めて立場明かす 「特別な意図はない」(画像:OSEN)
「BTS(防弾少年団)」SUGAの自作曲に米カルト宗教の演説挿入、BigHitが改めて立場明かす 「特別な意図はない」(画像:OSEN)
人気アイドルグループ「BTS(防弾少年団)SUGAが自作曲に、米国カルト宗教の演説を挿入したとして物議をかもした中、所属事務所が改めて公式立場を明かした。

SUGA(BTS(防弾少年団)) の最新ニュースまとめ

 BigHitエンターテインメントは3日午前、「既存の立場文で明かしたとおり、該当楽曲のトラックを作業したプロデューサーが特別な意図はなく演説者を知らない状態で、曲全体の雰囲気を考慮して選定した」と明かした。

 これを前に、同日午前SUGAの2枚目のミックステープ「D-2」の収録曲「What do you think?」導入部のサンプルと関連し、追加で疑惑が浮上した。

 あるメディアは、米国最大のサンプルプラットフォーム「Splice」で検索した結果、ジェームズ・ウォーレン・ジム・ジョーンズ氏の演説が「What do you think?」に使用され、サンプル説明書にはジム・ジョーンズ氏が犯したことが記載されていた、と報じた。

 これを前に、SUGAのミックステープ「D-2」の収録曲「What do you think?」導入部に使用されたサンプリングは、カルト宗教の教主ジム・ジョーンズ氏の演説で、1977年に「あなたは死んでも生きる、生きて信じる者は、決して死なない(Though you are dead、yet you shall live、and he that liveth and believeth shall never die)」と演説した内容であると伝えられた。

 ジム・ジョーンズ氏は1950年代に米国で宗教を設立。1978年、南米ガイアナに移住した後、信徒900人余りに飲毒を強要した「ジョーンズタウン大虐殺」事件の張本人でもある。

 彼のスピーチの内容がSUGAの楽曲で使用され、一部のファンは「犯罪者のメッセージを音楽に書いたのは軽率だ」と指摘した。一方で一部では、メッセージのみに重点を置けば大きな問題にならないとし、海外アーティストも彼のメッセージを頻繁に使用していたと擁護した。

 その後、所属事務所は5月31日、「SUGAのミックステープ『D-2』収録曲『What do you think?』の導入部のスピーチボーカルサンプルは、曲のトラックを操作したプロデューサーが、特別な意図せずに話者を知らない状態で、曲全体の雰囲気を考慮して選定した」と説明。

 また「弊社は、全世界を対象とした様々なコンテンツをチェックする独自のプロセスを通じて社会、文化、歴史的に問題に成り得る内容を確認しているが、すべての状況を理解し、それに合わせて対応するには限界がある」とし、「今回の件では、事前に認知できず歴史的、社会的状況への理解も不足していた」と述べ、謝罪した。



Agust D - ’D-2’
Agust D - ’D-2’




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