故ク・ハラの実兄、「20年音沙汰のなかった実母が葬儀場で喪主のフリ、遺産要求まで」(提供:Osen)
故ク・ハラの実兄、「20年音沙汰のなかった実母が葬儀場で喪主のフリ、遺産要求まで」(提供:Osen)
昨日(1日)放送されたMBC「実話探査隊」で、昨年亡くなったク・ハラの切ない事情に視聴者の注目が集まった。

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この日の「実話探査隊」1部では、昨年28歳で亡くなったアイドルスター ク・ハラの実兄ク・ホインが出演した。ク・ホインは、20年以上前に子どもを捨てた実の母親が現れて妹の遺産を奪おうとするとし、悔しさを訴えた。これまで一度も連絡なかった実母が妹の葬儀場に現れ、突然喪主のフリをし遺産の半分を主張したということだった。

表面上はいつも明るいク・ハラだったが、母の空席は大きかった。ク・ホインは、妹が生前うつ病の治療の過程で、医師の勧めで実母の元を訪ねたことがあると述べた。ク・ホインは当時を回想して、「(妹が)ただ会ったと言っていました。恋しさと恨みを持ちながら成長したが、いざ会ってみるとそんな記憶と感情は一つもなく、気まずさだけ残った」と打ち明けた。

これに対して心理の専門家は、「専門医が過去について解決しなさいとアドバイスしたということは、(うつ病)の原因に母親が大きかった可能性が高い。ところが(直接)会ったのに違う、このように拒否してしまったこと自体から来る落ち込みもおそらくあったのではないだろうか」という意見を加えた。

ク・ハラの実母は、すでに2006年に夫と離婚して親権も放棄状況だった。製作陣は噂をたよりに実母の行方を調べた。実母は、子供たちが育った光州に住んでいた。実母の立場を聞くためにインタビューを要請したが、ずっと「申し上げる言葉がない」という回答だけ返ってきた。

ク・ホインは、「私たちを捨てて親権まで放棄した人が、妹が築き上げた財産を持っていくのは非常に不当だ」と、実母に本当に親の資格があるのかを問いかけている。ク・ホインは、子どもを捨てた親の相続権を剥奪することができるよう法を変えるために、3月の国民合意請願ホームページに別名「ク・ハラ法」を掲載した。法が委員会に回付されるためには、4月17日までに国民の10万人の同意が必要である。現在残り8万人の同意が必要な状況である。

ク・ハラ側の弁護士は、「親としての責任を大幅に履行していない親の相続権を剥奪しようという議論もあり、継承欠格事由に非常に制限があるため、このような場合にまで拡大する必要性があると考えている」と述べた。ク・ホインは、「『ク・ハラ』という名前で悔しい思いをする人々を救うために、この法律が上手く通過すれば嬉しい」と付け加えた。

「実話探査隊」は、毎週水曜日の夜10時05分に放送される。

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