映画振興委員会の調べによると、1~3月の再上映作(上映回数40回以上)は130本で、前年同期(67本)のほぼ2倍に増えた。
背景には新型コロナウイルスの感染拡大がある。韓国映画マーケティング社協会が会員企業24社を対象にアンケートを実施したところ、1~6月の公開を延期または中止した作品は75本に及ぶ。韓国映画が27本、輸入の外国映画28本、米ハリウッドの直接配給作品が20本。
映画館側は代わりに、懐かしの映画を再上映している。
シネコン最大手のCGVは4月2日から「誰かの人生の映画企画展2」として、韓国映画の「ビート」(原題)をはじめ、「生き残るための3つの取引」「リメンバー・ミー」「春の日は過ぎゆく」を、アイマックス館では「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」「アクアマン」を上映する。CGVアートハウスは8日まで「ザ・マスター」「偽りなき者」「アメリカン・ハッスル」など8本を上映中だ。
ロッテシネマはジャンルごとに厳選した作品を再上映する企画展を催す。ロマンチック・コメディの「ブリジット・ジョーンズの日記」やアクションアドベンチャーの「ジュラシック・ワールド/炎の王国」、アニメーション「ミニオンズ」などをそろえた。また、韓国のインディーズ映画と芸術映画を紹介する企画展も準備した。
メガボックスは9日からのアニメ企画展で、「劇場版 夏目友人帳~うつせみに結ぶ~」や「ご注文はうさぎですか??~Dear My Sister~」など12本を再上映する予定だ。
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