SBS、ウェンディ(Red Velvet)負傷関連の会議録が騒動に… 「コメントの大部分はファンが書いたもの」(画像提供:OSEN)
SBS、ウェンディ(Red Velvet)負傷関連の会議録が騒動に… 「コメントの大部分はファンが書いたもの」(画像提供:OSEN)
韓国ガールズグループ「Red Velvet」ウェンディが「2019 SBS歌謡大祭典」で負傷し治療している中、一部でSBS側が該当事故に対する深刻性を正しく認知できていないと指摘されている。

Red Velvet の最新ニュースまとめ

 SBS側は去る1月22日、ソウル・木洞SBS放送センター大会議室で第348回視聴者委員会会議を開いた。この会議で、出演者の安全対策問題でウェンディの事故も扱われた。これは去る2日、SBSホームページを通じて視聴者委員会会議録が公開されてわかった。

 視聴者会議でイ・ユンソ委員は「約2メートルの高さのステージから落下し、手首や骨盤骨折する大事故だった。SBSは事故が発生した当日、謝罪文を発表したが”誠意のない謝罪“との批判を受けて翌日、再度謝罪した」とし「出演者やスタッフの安全は、番組制作の基本中の基本だ。このような事故が再び発生しないよう徹底的に安全規則を作り、これを守る環境作りをしなければならない」と述べた。

 パク・ジン委員も「多くの人々から指摘や批判がすでにあった。様々な対応策も出たと思う」とし「問題への対処も重要だ。SBSは問題発生以降、真っ先にすべき謝罪は避けて、当事者に対するものであることを忘れないきっかけになってほしい」と指摘した。

 これにユ・ユンジェCPは「『歌謡大祭典』は現在、対策を設けている過程であり、相当簡略に話してきたが、その部分を少し理解していただければ幸いだ」とし「被害アーティストには直接謝罪をし、できるだけ早くそして、家族にも事故経緯を明確に説明したと聞いている。そして様々な治療過程に積極的に支援しており、今後類似の事故が起きないよう、あらゆる措置を講じている」と答えた。

 パク・ギホンコンテンツ戦略本部長も答弁し「徹底的に調査をした。ユ・ユンジェCPが話したように家族と、また当事者本人にも十分に謝罪し、序盤は毎日、今は毎週コンタクトをとりながら快方に向かっている」と伝えた。

 しかし、すぐに騒動となった発言が続いた。パク本部長は「コメントの大部分は、Red Velvetのファンダム(によるもの)。すべての安全規則を守った状況で起きた残念な事故ではなく、最小限の安全規則も守られていない状況で起きざるを得なかった、予測された事故というコメントが多い。これはファンを中心に書かれたもの」とした上で、「放送局側は点検に点検を続ける」と述べた。

 また「このような大きなイベントをするときは、数え切れないほどチェックして点検しているが、とても小さな部分でこのような事故が起きたとき、そして、このような批判を受けることになったとき、放送局が『違います、私たちはすべての準備を完ぺきにしました』とは言えない。そう言えば、さらに悪く言われてしまう。『放送局が完ぺきに準備したのに、どうしてこんなことが起きるのか』と非難が爆発する」とし「われわれとしては、とにかく謝罪し続けるしかない状況だった」として、やや”無念”なニュアンスの発言をした。

 また「今までも安全教育をしていないわけではない。安全教育もして、観客らにも公示したにも関わらず、われわれの何が不足していたのかを考えて、芸能の方ではおそらく、3月のスーパーコンサートをするときから全スタッフ、全制作陣に送るメールや、サイトに加入する際に“同意します”を押さないと加入できないように、安全規則への同意を求める作業まで一度にするつもりだ」と付け加えた。

 この発言をめぐり、一部では「SBSが事故を安易に考えているのではないか」との指摘が相次いでいる。また、安全問題に異議を提起したコメントを「ファン中心に書かれたもの」と限定し、具体的な安全対策を打ち出すよりも、釈明に汲汲としていると批判が提起されている。


Copyrights(C)wowkorea.jp 0