初のクリスマスイベントでファンをメロメロにしたKEVIN
初のクリスマスイベントでファンをメロメロにしたKEVIN
ことしはシングル「FREEDOM」、ミニアルバム「Treasure」をリリースし、全国ツアーを開催するなどソロアーティストとして2019年を駆け抜けてきたKEVIN(ケビン(U-KISS))。1年の締めくくりとして、初のクリスマスイベント「KEVINSMAS 2019」を12月21日(土)東京・恵比須ザ・ガーデンルームにて開催し、KEVINならではのファンファーストなステージ構成で、「KLOVER」(=KEVINのファン)に一足早いスペシャルなクリスマスプレゼントを届けた。

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 会場には、サンタ帽をかぶったり、クリスマスグッズを手にしたファンの姿も多く見られ、クリスマスムード満載。1部に続き、2部公演はさらに熱気を帯びた中、クリスマスセーターを着たKEVINがステージに登場。
オープニング曲は「Two of us」で、「U-KISS」のクリスマスソングで幕開けしたのが、なんとも感慨深く、切ないバラードをしっとり歌い上げるKEVINの歌声で、会場は温かい空気に包まれた。

 「いよいよ2部が始まりましたね。『KEVINSMAS 2019』へようこそ~!KEVINです。よろしくお願いします!」とあいさつしたKEVIN。大歓声を上げ、盛り上がるファンに、早くも“KEVINスマイル”全開で応えるKEVIN。「初のクリスマスイベントで、ドキドキしていますが、皆さんとクリスマスシーズンを過ごせるのが、本当に本当に幸せです。来てくれてありがとうございます!」と笑顔を向けた。

 そして、「Two of us」をオープニング曲に選曲したのは、ファンと思い出のあるクリスマスソングを歌いたかったからだというKEVIN。「一人で寂しかったですけど、KEVINバージョンはどうでしたか?」と客席に問い掛け、「良かった!」という反応が返ってくると、「いつか、皆で歌う日が来るように…」とつぶやき、思いがけない言葉に、会場は驚きと喜びの声があふれた。

 イベント前半は、トーク&ゲームコーナーから。クリスマスにちなんで、「もしKLOVERとクリスマスデートをするなら?」という質問に対し、「雪が降るところに行きたいです」と北海道を挙げたKEVIN。「おいしいディナーを僕が用意して、その後、僕が作ったケーキを食べながら、クリスマス映画を見たいです。で、もし眠れなかったらカラオケに行って、僕がクリスマスソングを歌ってあげる」と言うKEVINのロマンチックなデートプランに、ファンの妄想も膨らむ。ところが、カラオケに行く理由を「お腹いっぱいだから、歌ったら消化もできるし(笑)」と茶目っ気たっぷりに話し、会場からも笑いが起きるというオチになった。

 ゲーム企画は、ファン参加型の3つのゲームが用意され、KEVINのキュートな魅力にファンは終始、キュンキュンさせられた。最初はKEVINのジェスチャーをファンが当てる、ジェスチャーゲーム。「スピーカー」、「スマホ」、「トナカイ」というお題を独特な感性で表現したKEVINだったが、やはり心が通じ合っているファン。すぐに正解を出し、最初に答えた3人にはKEVINの写真がサイン入りでプレゼントされた。ちなみに、KEVINは1部のお題「ドローン」、「ツリー」、「タピオカ」のジェスチャーも再現して見せるサービス精神を発揮し、ファンを楽しませた。

 次のゲームはKEVINが2枚の写真を見比べ、1分間で3つの違いを見つける間違い探し。成功しなかった場合はKEVINが罰ゲームを遂行するというもので、1部では成功しなかったという、難易度・強のゲームだ。案の定(!? )、2回チャレンジし、2回とも失敗してしまったKEVIN。

 「動物のモノマネをしながら歌う」という罰ゲームでは、客席から「ネコ」というリクエストを受け、ネコの手をしながら、「ニャンニャン」言いながら「NEW DAY」を歌うというバツグンの可愛さを見せた。本人は「はぁ~、28歳にもなって…。うれしいです…」とため息をついたが、愛嬌あふれるKEVINの姿にファンは大喜びだった。

 「足つぼマットの上で歌う」という2回目の罰ゲームでは、なぜかダンスナンバーの「FREEDOM」を歌うと自分から言ったKEVIN。「踊って」というファンの声を受け、ジャンプするたびに、「あーー」、「痛いよ」と悲鳴を上げ、「『FREEDOM』はジャンプが多い曲だったね。バラードにすればよかった」とおとぼけな一面も見せ、ファンをほっこりさせた。

 最後のゲームは、KEVINの私物が3人にプレゼントされるビンゴゲーム。ファンにとっては、レアアイテムがゲットできる、またとないチャンスとなったが、KEVINが用意した愛用品は、お気に入りの香水。ただし、ほぼ使っていて、残りわずか(笑)。そして、去年のクリスマスのサイン会で着たというニット。もう一つは、スマホケース。これも、落としてしまって、ちょっと割れている部分があるという、生活感あふれるアイテムをプレゼントに出し、「僕の貴重品を皆さんにあげるチャンスができて、本当にうれしかったです。プレゼントに当たった3人はぜひ宝物にしてほしいです。香水は少~しだけど(笑)」と天真爛漫な笑顔を見せ、ゲームコーナーを終えた。

 楽しく笑いあふれたムードから一転、イベント後半はKEVINの歌声がじっくり堪能できる、落ち着いた幻想的なライブステージへ。ピアノ奏者によるクリスマスメドレーの生演奏で、クリスマス気分が高まったところに、スーツに着替えたKEVINが登場。
映画「アナと雪の女王」の主題歌「Let it go」で、後半の幕を開け、ピアノで奏でられる美しい音色、KEVINの透明感のある澄んだ声が会場に響き渡った。特に、表現力豊かなKEVINの感情を爆発させるサビのパートは圧巻で、観客を一気にその世界観に引き込んだ。

 そして、好きな曲だというBoAの「メリクリ」も情感たっぷりに歌い上げ、ファンをうっとりさせた後、「自分の曲もピアノ演奏で歌いたかった」と、先ほど罰ゲームでちょっと歌った「NEW DAY」と「愛してた~Still love you~」をピアノ伴奏でドラマチックに聴かせたKEVIN。

 「『NEW DAY』は今年、何回も歌ったんですけど、皆さんに僕の気持ちを伝える曲です。何度歌っても、いい歌詞だなと思います。ただ歌うんじゃなくて、言葉の一つ一つを考えながら、気持ちが伝わるように歌っているんですけど、それが皆さんに届いていたらうれしいです」と話し、ファンは大きな拍手で応えた。

 ピアノ伴奏でのステージで、また新たな魅力を見せたKEVINは「来年はアコースティックライブをやってみたいです。今年はいろんなことに挑戦しましたが、来年はもっと今までやったことのないステージを皆さんに見せたいと思います。期待してください」と自信あふれる表情を浮かべた。

 イベントも終わりに近づき、本編最後はカバーステージを披露。「SMAP」の名曲「夜空ノムコウ」では、ファンも一緒に歌う一体感が生まれ、間奏の口笛パートもKEVINがカッコよくキメ、会場は大盛り上がり。最後の曲となるback numberの「クリスマスソング」では、最後の「君が好きだ」という歌詞を「『KLOVER』が好きだ」に替えて歌うセンスを見せながら、指ハートでファン愛を示し、「ありがとう~」と笑顔でステージを後にした。

 会場では、すぐに「KEVIN」コールがわき起こり、KEVINの登場を待ちわびていると、なんと客席の扉から、「Last Christmas」を歌いながら、サンタの格好で現れたKEVIN。「皆さん、KEVINサンタが来ましたよ~!皆さんの近くまで行きますよ」と通路をくまなく回り、ファン一人ひとりと目を合わせ、ハイタッチをしながら、ファンと触れ合い、アンコールに突入。
KEVINサンタに「可愛い~」という声が飛び交う会場。KEVINはこの思い出を写真に残そうと、客席をバックに記念写真を撮影した後は、自身のYouTubeチャンネルでもカバー動画を掲載しているDan + Shay & Justin Bieberの「10,000 Hours」を披露。「日本のファンの皆さんの前でも歌いたかった」とイスに座りながら、甘い声で歌い上げた。

 そして、最後の曲を歌う前に、「KLOVER」に伝えたいことがあると話し始めたKEVIN。「2019年がもうすぐ終わりますが、ことしは僕にとってはすごく忙しかったんですけど、忙しい中で、すごく成長した1年だと思います。僕が皆さんに見せたかったカッコいいパフォーマンスとか切ないバラードを見せられたし、全国ツアーを回りながら、たくさんの『KLOVER』の皆さんに会えたし、『KLOVER』の皆さんとの距離がもっと近くなったと思います。ライブもうれしかったし、直接一人ひとり会えるサイン会で、皆さんの気持ちを聞けたのも感動したし、心にグッときました」と振り返り、「これからも、もっと皆さんとの距離を縮めたいと思います。今年は日本と、日本以外にも、世界で僕の活躍があったんですが(笑)、これからもっと頑張らないと、という気持ちになったので、来年はもっとカッコいい、成長したところをちゃんと見せたいし、来年も皆さんとたくさんの思い出を作っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」と来年に向けての意気込みも。

 さらに、「皆さんも、来年すごく幸せな1年になってほしいし、仕事とか個人的に叶えたいことがあったら、僕が隣で応援しているから、ぜひ挑戦してほしいです。お互いに元気で、健康を守りながら、一緒に頑張っていきましょう!」とファンに愛あふれるエールを送った。

 最後の曲は、「思い切り歌って踊って、叫んでほしいです」と言い、「盛り上がる準備はOKですか?僕のイベントでは、これが今年最後の曲だよ。だから、自由に踊って歌ってください」と客席をあおるKEVIN。これまで座っていたファンも全員立ち上がり、「What’s up」でKEVINもファンもペンライトを振り回し、会場はお祭りムードに。興奮度が最高潮に達すると、KEVINは「2019年ありがとう~!皆さん大好きで~す!」と叫び、「2019年はサイコーでした!そして、お疲れさまでした。来年もたくさん会いましょうね~」と約束し、ことしを締めくくるイベントはたくさんの笑顔と大歓声の中で幕を閉じた。



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